皆さんこんにちは。138GAMES代表 ヤブです。
「ボードゲームを選考・採用試験・適正検査に取り入れる?」ちょっと冗談の様な内容かもしれませんが、私はいたって真剣です。
少子高齢化による労働人口の減少により、人材の採用は年々難しくなってきています。
特に、中小零細企業に至っては、なかなか人が採用出来ない、そもそも応募すらほとんどないという企業もあるかと思います。
そこで、普通に募集しただけではなかなか応募がない場合、他とは一風変わった方法を取り入れる事で、少しでも応募を増やそうと考えたのが「ボードゲーム採用」です。
ボードゲームを選考・採用試験に取り入れる一番のメリット
ボードゲームを選考・採用試験に取り入れるメリットは、ずばり「話題作り」だと思います。
プレスリリースなどを送れば、もしかしたら、どこかのメディアなどが紹介してくれるかもしれません。
そうすればちょっとした広告効果が期待出来、知名度や信頼度も上がる事が期待できます。
そして、求職者には「この会社ちょっと面白そうだな」と、他社と差別化出来るかもしれません。
基本的には、これらが一番のメリットだと思います。
面接などでは判断出来ない部分が見れるかも
ボードゲームを選考・採用試験に取り入れる2つ目のメリットは、今までの採用試験では見れない一面が見れる可能性があるという事です。
求職者の中にはは、面接の時に、普段以上に自分を大きく見せたり、取り繕ったりする場合もあります。
深く、鋭く突っ込めば、取り繕った部分はボロがでるかもしれませんが、結局は、緊張した状況の中での表情になります。
ボードゲームは、遊びの要素が強い為、リラックスした状態の中で、本来の表情や仕草が垣間見える事もあります。
もちろん、仕事は遊びじゃないので、緊張感・プレッシャーのかかっている状況で見せる仕草こそが、その人の本来の能力と言う事もあるかもしれません。
とは言え、就職活動・転職活動の採用試験、面接での緊張感は、仕事の緊張感とはあきらかに違います。
審査したい能力は、使用するボードゲームによって臨機応変に変えられる
応募してきた人材が、自社の求める能力や適性があるかを判断するには、適正検査などをする事でも可能です。
その結果は、重要な判断材料として役に立ちますが、他の切り口で審査して得た情報と掛け合わせることで、情報の精度は上がります。
また、ボードゲームは、ゲーム種類によって、必要な能力が変わってきます。
その為、特に〇〇の能力を判断したい場合、〇〇のボードゲームが適していると言った感じで、ボードゲームを変える事で、判断したい能力も変えられます。
選考・採用試験に向いているボードゲームは?
選考・採用試験で、どんな能力を判断したいか?で使用するボードゲームは変わります。また、個人に対して行うのか、グループで行うのかにもよります。
ボードゲームをあまり遊んだことがない方は、何千、何万もある中で、どんなボードゲームを選んだらよいか難しいと思います。
ただ、共通している部分は、「ルールが簡単=ルールの説明時間(インストラクション)が短い」「準備が簡単」「ゲームのプレイ時間が短い」の2つです。
基本、上記の3つを満たしており、後は、判断したい能力によって、ボードゲームを選べばよいと思います。
当ブログでは、選考・採用試験におススメなボードゲームを紹介しています。
下記のページからご覧ください。
ボードゲームの一部を紹介
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ボブジテン
外来語・カタカナを使わずに外来語のお題を説明するのが新鮮で悩ましいパーティゲーム
必要な能力 語彙力 連想力 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥2380 お題を立ててもらう側は、外来語・カタカナ言葉を使ってはいけない為、どのように他の言葉で代用して説明するかが問われます。
逆にお題を当てる側は、相手から得た情報を元に、出来るだけ早く外来語・カタカナ言葉を予測、連想して答える必要があります。
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なんじゃもんじゃ
カードに描かれているキャラクターに名前を付けて、そのキャラクターが再度登場したら、付けた名前を叫ぶ記憶力ゲーム
必要な能力 記憶力 発想力 瞬発力 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥1400 ゲームで必要なのは、名前を覚えておく記憶力と、そのカードが出たらすぐに回答する為の瞬発力です。
また副次的に、キャラクターにつける名前によって、その人のユーモアのセンスや発想力、観察力などが見て取れます。
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Hanabi(花火)
プレイヤーは花火職人となり仲間と協力して花火の打ち上げを成功させるカードゲーム
必要な能力 協調性 リーダーシップ 記憶力 判断力 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥1300 協力ゲームの為、ゲームで良い結果を出すには、協調性やリーダーシップが必要となりますが、何よりも相手の意図をくみ取る力が必要となります。
また、記憶力や状況判断力も一定値必要となります。
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コードネーム
仲間のヒントを基に、自分のチームのカードだけを当てるワード連想ゲーム
必要な能力 判断力 語彙力 発想力 連想力 知識 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥3240 2チームに分かれて、チーム内でヒントを出す側とヒントをもとにお題カードを当てる側に分かれます。そして、相手チームよりも早く自チームのお題カードを全て当てたら勝利となるゲームです。
ヒントを出す側には、状況判断力や語彙力、連想力が必要となります。また、その能力を活かす幅広い知識が必要となります。
ヒントを受けて当てる側は、相手の意図を読む力やヒントから連想する力が必要となります。
企業様のボードゲーム選考・採用試験のサポートを実施
138GAMESでは、企業様のボードゲーム選考・採用試験をサポートしております。
どんな人材を採用したいか?といった企業様の要望をヒアリングしたのち、一般的な採用試験+αとして、ボードゲームを使ったいろんなソリューションをご提案いたします。
ボードゲーム選考・採用試験に興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。