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ザ・クルー:第九惑星の探索
珍しい協力型トリックテイキングゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 3~5人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥2300 ボードゲーム関連タグ
協力×トリックテイキングが斬新
基本システムはトリックテイキングですが、協力ゲームになるだけで、また違った面白さを味わう事が出来ます。さすが、2020年ドイツ年間ゲーム大賞(エキスパート)
ルールはシンプルなので、トリテ未経験の方でも、比較的すぐにルールを理解できます。
もちろん、トリテをやったことがある人なら、すんなりプレイできます。
基本、相談なしの協力ゲーム
「Hanabi」や「ザ・マインド」の様に、基本、相談なしで、ゲーム内の少ないヒントを元に、ミッション達成を目指していきます。
その為、他人の意見に引っ張られるというデメリットはありません。
テーマ・目的とシステムがかみ合っていないところが残念
トリックテイキングのシステムである以上、ゲームテーマと合わせる方が難しいですが、ゲームテーマは在って無い様な物。
後付けの様な感じがするので、テーマ性を大事にしている人は、ゲームシステムが素晴らしい分、ちょっと残念な感じは否めません。
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マンハッタン
マンハッタンのビルを目指してビルを建築していくマジョリティゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥4620 ボードゲーム関連タグ
見た目も楽しめる写真映えするボードゲーム
ゲームが進んでいくと、ボード上に背の高いカラフルなビルが乱立していき、とても写真映えするゲームです。(下の写真は映える事を意識していない為、そんなに映えてませんが 汗)
その為、徐々にビルが建っていく様子を楽しむ事が出来ます。
ルールはシンプルだけど奥が深く長考してしまう傾向に
1994年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したゲームだけあって、古いゲームでありながらゲームシステムは秀逸です。
ビルを建てていき、そのエリアのマジョリティを競うのですが、それが実に悩ましい。考え出すときりがないですが、長考が増えると、ゲームのテンポが悪くなり間延びする原因にも。
ただ、テンポ良く進めば、とても楽しいエリアマジョリティゲームが楽しめます。
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ティカル
探検隊のリーダーとなりジャングルに眠る遺跡を調査していくアドベンチャーゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥8717 ボードゲーム関連タグ
探検×ボードゲームの素晴らしい相性
大型のボードに沢山の調査隊を派遣して、遺跡を調査していくロマン溢れるアドベンチャーボードゲーム。
ゲームシステムも秀逸ですが、なによりも「探検」というテーマがアナログのボードゲームと相性抜群。大きなボードをフルに活用して探検する気分を味わえます。
※写真は2016年特別版のティカルプレイ時間とダウンタイムは若干長め
ゲームの面白さは言うことないですが、自分の手番でとるアクションの選択肢が多いため、長考になりがちです。
その為、長考する事が多くなると、ゲームが長引き(プレイ時間は2時間を超えることも)、何よりも、ダウンタイムが長くなってきます。
唯一の欠点はそこくらいですが、それでも面白さは揺るがないです。
※プレイ感はミドルゲーム並みですが、時間的には重量級になる場合もあるので、両方のカテゴリーに入っています。
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スコットランドヤードー東京
東京都の刑事となり、仲間と協力して「怪盗X」を捕まえるボードゲーム版「警泥」
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 2人 小売価格 ¥4950 ボードゲーム関連タグ
ボードゲーム版「警泥」
小学生の頃に、「警察」と「泥棒」に分かれて鬼ごっこのような遊びをしたことがあるかもしれませんが、「スコットランドヤード」は、まさにボードを舞台にした「警泥」言えます。
リアル版「警泥」は、どちらかと言えば体力勝負ですが、ボードゲーム版「警泥」は、まさしく犯人との頭脳戦が楽しめます。
非対称協力ゲームだが、2人プレイがお勧め
警察側は、チーム(最大5人)で協力することが出来ますが、ゲームの習熟度が違うプレイヤーが同じチームになると、置いてきぼりのプレイヤーが出てきて、最終的に思考停止=ゲームに参加しない状態になります。
これは協力ゲームの常ではありますが、決定的な欠陥にもなりえます。
また、「怪盗X」側は、1人で孤独な戦いを強いられるため、プレイヤーによってはなかなか辛いかもしれません。
その為、このゲームは「1対1」の2人プレイがもっとも面白いゲームと言えるでしょう。(※8.2点は2人プレイの点数)
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アズール (Azul)
欲しいサイコロを揃えて高得点を狙うゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥6048 ボードゲーム関連タグ
初心者、上級者、男女問わず、多くの人から評判が高い数少ないボードゲーム。
「ドイツ年間ゲーム大賞2018の大賞作品」で、大賞をとったのも納得。
ルールは比較的簡単ながら、運、戦略性、駆け引きのバランスが良く、良い意味でジレンマを感じさせてくれる、今までありそうでなかったボードゲームです。
恐らく、ミドル級のボードゲームとして、宝石の煌めきと双璧をなすボードゲームで、持っていて損のないボードゲームだと思います。
また、ボードゲームのエントリーゲームとしても、とてもオススメなゲームです
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ナイアガラ
滝に落ちない様に、川沿いの宝石を集めるゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 3~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥ ボードゲーム関連タグ
ゲームのテーマ性も分かりやすく、ルールも比較的簡単な事から、老若男女に問わず遊べるゲームです。
このゲームの素晴らしいところは、何よりも、ゲームの箱をコンポーネントの一部として使い、ナイアガラの滝を演出しつつ、1ラウンド終了ごとに、透明なアクリル板を使って、川の流れを再現しているアイデアだと思います。
より下流(滝に近い場所)に行けば、珍しい宝石を取れるチャンスがありますが、それと同時に、滝に落ちてしまう確率も高くなります。
勇敢に行くか?安全に行くか?この判断がとても難しく、面白いところでもあります。
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キングドミノ
王国の君主となり、自分の王国を他のプレイヤーよりも繁栄させていくパズルゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 4人 小売価格 ¥3240 ボードゲーム関連タグ
軽めなボードゲームは、カードゲームが大半ですが、キングドミノは、シンプルなルールでありながら、運と戦略性のバランスが優れている数少ない非カードゲームです。
タイトルをパズルの様に組み合わせいき、自分の国を作っていくのですが、徐々に自分の国が大きくなっていく過程が見た目的にも楽しくなります。
女子にも評判が良く、カードゲーム以外の軽めのボードゲームとしてお勧めのゲームです。
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エルフェンランド
エルフの世界をいろんな乗り物を使って旅して、より多くの国を訪れるゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4人 小売価格 ¥3800 ボードゲーム関連タグ
エルフの国をいろんな乗り物「気球、ドラゴン、ユニコーンなど」を使って旅するというファンタジー溢れてるテーマ性がこのゲームの特徴です。
カタンと同じく、4人プレイ以上の場合は2時間近くかかる場合がありますが、ルールは比較的簡単で、運要素もそこそこあり、どこか重さは感じられない為、ミドル系ゲームのカテゴリーに入れています。
基本的に他のプレイヤーと争う事はなく、どちらかと言えば、協調する方が有利になるゲームなので、初心者や女子、争いごとが嫌いな人でも受け入れられるゲームです。
最終的に、プレイヤー同士で勝敗が付きますが、世界観にはまれば、勝敗は関係なく楽しめるゲームです。
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エルグランデ (El Grande)
自国の騎士を率いて、より多くの領土で優位な状態を作り出す陣取りゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★★☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥6500 ボードゲーム関連タグ
エリアマジョリティ(陣取りゲーム)の代表作
簡単にルールを説明するとすれば、毎ラウンドの終了時に、各エリアにいるコマ(騎士)の数によってもらえるポイントが変わってきます。
そのエリアで、自分のコマが一番多ければ1位の得点、2番目なら2位の得点がもらえるという感じです。
ただ、コマの数にも限りがあるし、動かす回数や動かせる人数にも制限がある為、全てのエリアで自分のコマを一番にさせる事は無理です。
その為、1位になりやすい場所(=他のプレイヤーのコマが少ない場所)を狙うのですが、そこは他のプレイヤーも考えているところ。なんとも悩ましいゲームです。
また、簡単にルールを説明しましたが、自分の行動を決めるアクションカードが沢山あり、それぞれの効果は多義に渡ります。ここを理解するのにそれなりの時間が掛かってしまう為、手軽に出来るゲームとは言いにくいのが難点です。
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キャメルアップ
ラクダの順位を予想して、もっとも賞金を稼いだプレイヤーが勝ちとなる競ラクダゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥4320 ボードゲーム関連タグ
基本的には、サイコロを振って、どのラクダが1位になるかを予想するだけ。
ほとんど運ゲーですが、サイコロを振るギミックや、ラクダonラクダのシステムなどが秀逸で、ゲームを盛り上げてくれます。
サイコロの出目によって、ゲームの盛り上がりが左右されますが、それはサイコロを使ったゲームの定め。
ボードゲーム初心者や老若男女問わず、あまり頭を使わず、気軽にゲームを楽しみたい人におススメです。