パンデミック:新たなる試練

パンデミックの基本

2008年にアメリカで誕生した比較的新しいボードゲーム。

プレイヤーは、世界で蔓延するウイルスを駆除する対策チームの一員となり、人類の存亡を掛けて、ウイルスと対峙する協力型ボードゲームです。

各プレイヤーは、回数に制限はあるが、自分のターンに好きなアクション(移動、感染者の治療、他のプレイヤーと情報の交換など)を行い、他のプレイヤーと協力しながら、ウイルスの蔓延を抑えつつ、制限回数内に特効薬を4つ開発できたら勝利となります。

サイコロを振って駒を進めていく従来型のボードゲームではなく、制限はあるが、自由に行動が出来る為、サイコロなどの運には左右されず、計画的かつ戦略的に進めていけば、かなりの確率で勝利を収めることが出来る。

また、「エピデミック」と言うカードの枚数を調整する事により、ゲームの難易度を変える事が出来る。

パンデミックの特徴・醍醐味

pandemic

パンデミックの最大の特徴は、ボードゲームでは珍しい、協力型であると言う事です。多くのボードゲームは、各プレイヤーの個人戦となり、1番を目指します。

それに引き換え、パンデミックは、プレイヤーとボードゲームとの戦いになり、プレイヤー全員が勝つか、全員が負けるかになります。その為、プレイヤーはウイルスの撲滅(勝利)と言う1つの目標に向かって、協力し合って進めていく事になり、勝っても負けても、大きなわだかまりを生むことなく、とても平和的なゲームと言えるでしょう。

また、「パンデミックの基本」でも記載しましたが、「エピデミック」と言うカードの枚数を調整する事により、ゲームの難易度を変更できます。(沢山入れたほうが、難しくなります。)

そして、難易度が高ければ高いほど、ハラハラ、ドキドキ感が高くなり、勝利した時の達成感も高くなります。ゲームにのめり込むほど、感染率が高くなったときの緊張感、アウトブレイクが連鎖した時の、恐怖感は、ある意味病み付きになります。