「アルナックの失われし遺跡」のプレイ日記とレビュー

皆さんこんにちは。

愛知県の緊急事態宣言も解除され、愛知県内は、コロナも落ちついているという事で、つい先日、仲間内で集まって、ボードゲームをプレイしました。

そこでプレイしたボードゲームが、ここ最近では、なかなか面白かったのでご紹介します。

 

アルナックの失われし遺跡

日本では、今年(2021年)の2月に発売された、まだ発売ほやほやの新作ゲームです。

 

ゲームの概要

考古学者となり島を探検して、島の秘密を発見するデッキ構築ゲーム。

勝利ポイントをもっとも多く獲得したプレイヤーが勝者となります。

プレイ時間は、慣れてこれば、「30分/1人」程度。

インスト時間は、20分~30分くらい。

 

ゲームのメカニクス

デッキ構築、ワーカープレイスメント、リソースマネジメントetc

 

ゲームの流れと終了条件

ステージの初めに、デッキから5枚カードをドロー。

プレイヤーは、自分のターンで1つのアクションを実施して、次のプレイヤーへ手番が移る。

出来るアクションが無いプレイヤーはパス。パスしたプレイヤーは、そのステージでは手番が回ってこない。全員がパスしたらステージ終了。

そのステージで使用したカードをシャッフルして、デッキの一番下に入れる。

これを1つのステージとして、5回目のステージが終わった時点でゲーム終了となります。

 

プレイの感想

「デッキ構築」と言えば、「ドミニオン」が有名ですが、プレイボードやワープレの要素もあって、まったく違うゲームとなってます。

また、「デッキ構築」+「プレイボード」と言えば、「クランク」も有名ですが、「クランク」は、「チキンレース」の要素が強い為、それとも全く違うゲームとなってます。

まず、5ステージでゲームが終了する為、購入したカードを使える頻度がかなり少ないです。ステージ1で購入したカードでさえ、2回から3回使えるかどうかと言ったところです。(ステージ5で購入したカードは、ほぼ使う事は無理)

その為、購入する1枚のカードにおけるウェイトは大きく、第1ステージから慎重に選んで購入しなければいけません。

 

ゲームの魅力

「ドミニオン」の場合、終盤になると、カードコンボがつながり、1手番の時間が長くなりますが、「アルナック」は、終盤になっても1アクションの長さはそんなに変わらない為、ダウンタイムは比較的短く、サクサクできるイメージです。長考すると長くなりますが。

そして、1番の魅力と感じたのは、「デッキ構築の魅力」はそのままに、勝利点獲得の手段にかなり選択肢があるという事です。

購入するカードにも「勝利点」はついていますが、「探検」して、新たな秘密を「発見」したり、「守護者」を討伐したりすると、「勝利点」が獲得出来ます。

また、研究を進めても「勝利点」が獲得出来ます。

その為、「バランス」「研究重視」「探検重視」「カード勝利点重視」など、いろんな戦略が取れて、リプレイ性は高くなります。

 

ゲームの総評

プレイ時間は、重ゲーのジャンルになりますが、プレイ感はそこまで重くなく、運の要素もほどほどにあり、終わった後もちょうどよい充実感で、2回目も全然いける疲労感となっています。

1回目から、ゲームの面白さを味わう事が出来て、中毒性もあります。

その為、2021年の中心ゲームとなりそうな傑作ゲームだと感じました。

アルナックをプレイする機会がありましたら、ぜひご体験ください。

 

以上「アルナックの失われし遺跡」のプレイ日記でした。