つい先日、一宮ボードゲーム交流会の参加者の中で、SCYTHE(サイズ)をやりたい人だけが集まって、SCYTHE(サイズ)をやりつくそう会を開催しました。
今回はそんなSCYTHE(サイズ)についてご紹介します。
SCYTHE(サイズ)の背景(バックグラウンド)
まず、ゲームルールなどの前に、SCYTHE(サイズ)の背景やテーマについてですが、どうやら以下の言葉がテーマとしてあるようです。
「農業と戦争、壊れた心と錆びた歯車、技術革新と勇気の時代」
ボードゲームのパッケージの絵からもなんとなく読み取れますね。男のロマンや闘争心をくすぐられる背景です。
SCYTHE(サイズ)の基本情報
ゲームの概要
プレイヤーはある国の長となり、自国の繁栄の為に、資源を取ったり、軍事力を磨いたり、他の国(プレイヤー)と戦争して、領土を広げたりして、もっとも多くの富(お金)を稼いだプレイヤーが勝ちとなります。
戦争するシステムがある為、正直「おだやかじゃないね~」的なゲームですが、いつ隣国から攻め込まれるか「ドキドキ感」はあります。
プレイ人数
1人~5人
1人でも出来るの?と思われるかもしれませんが、「Automa」システムで、カードを捲り、そのカードに指示が書いてあり、勝手に相手をしてくれる、テレビゲームで言うCPU的な事が出来ます。
私のやった感じでは、4人がちょうどよいプレイ感かなと思います。
3人だとあまり戦争にならず、1人プレイ感がありますし、5人だと、待ち時間(ダウンタイム)が多くなります。
プレイ時間
2時間~(4人の場合)
インストは入れずに、4人だと2時間~と言ったところだと思います。
なれている人はもっと早く出来るかもしれませんが、長考が増えると、もっと長くなります。
なお、インスト時間は30分は見ておいた方が良いかも知れません。
ゲームの重さ
私の主観では重量級(重め)のプレイ感です。ボードゲーム初心者お断りな感じですね。
最初はかなりとっつきにくい感じを受けます。このゲームの面白さを実感するまでに、3回くらいかかりました。
SCYTHE(サイズ)の良いところ
コンポーネントが秀逸
「アーマードコア?」「フロントミッション?」(分かる人しか分かりませんが)を彷彿とさせるロボットのミニチュアがたまらなく良いです。
それ以外も、木でできたワーカーやプレイヤーの駒も良く出来ています。
存在感のある大きなボード
写真では伝わりませんが、中央のボードを広げ、さらに、各プレイヤー毎のアクションボードも含めると、とても大きなスペースが必要となります。
場所を取り過ぎて、やる場所を選ぶという意味では欠点かもしれませんが、ボードゲームやっている感は半端ないです。
一国を自由に操れる優越感
SCYTHE(サイズ)は、ある国の長となり、「軍事力」を上げたり、戦争を仕掛けたり、建物を建築したり、民心(民の心)を上げたりと、全てが自分の思い通りに動かせます。
ボードゲーム上ですが、1つの国を自分で統治している王様のような優越感に浸る事が出来ます。
プレイするキャラクター毎に違ったプレイ感
SCYTHE(サイズ)は、最初にどんなキャラでプレイするか選べます。
キャラ別に能力(スキル)も違ってきますし、ボード内の開始エリアも変わってきますので、プレイするキャラによって、プレイ感がかなり変わってきます。
その為、やりこみ度が高く成り、いろんなキャラで何度もプレイしてく成ります。
戦争によるドキドキ感
いままで戦争をするボードゲームをやった事が無かったのもあるので、戦争というシステム自体がとても新鮮でした。
ゲーム内には、「軍事力」というステータスがあり、公開情報になっています。
「軍事力」の高い相手プレイヤーが自分の領土の近くまで来ると、「いつ自分の領土まで攻めてくるか?」とドキドキします。
逆に、「軍事力」が高い時は、ちょっと強気になったりします。
SCYTHE(サイズ)会の話
夜に皆で集まり、ご飯やちょっとお酒をたしなんだ後、SCYTEH(サイズ)を1回、多くても2回出来たら良いかなと言う腹積もりで参加したら、結果1日に3回もやる事になりました。(気付いたら、朝の5時半に)
さすがに疲労感は半端ないですが、充実感もあり、とても楽しいSCYTEH(サイズ)会になりました。
以上「SCYTHE(サイズ)会開催日記。」のご紹介でした。