ボードゲーム交流会日記(外伝)

ボードゲーム交流会日記(外伝)


ボードゲーム日記in船上

先日、よくボードゲームをやる仲間と、人生初のクルーズに行ってまいりました。

その船は、「SUN PRINCESS」と言う海外のクルーズ船だったのですが、事前の下調べで、船内にライブラリ(図書館)があり、しかもそこには、世界のボードゲームがあるとのことでした。

パンフレットには、ボードゲームの種類までは書いていなかったですが、あの世界的ボードゲーム「モノポリー」が無い訳がないと半分期待していました。

そして、もしモノポリーがあれば、人生初の船上モノポリーを行い、その様子を日記にしようと決めていました。

クルーズ当日

北海道の小樽港に行くと、これから乗り込む「SUN PRINCESS」がでっかくそびえ立っていました。まるで、海上のホテルです。

10612881_673640902743848_25696578263854271_n

出国手続きを終え、客室に荷物を置いたら、みんなで一緒に、船上の探検に行きました。

全長200mm以上で、14階建て(実際のフロアーは5F~14F)の超巨大クルーズ船で、全ての施設を見て回るのに1時間以上かかる広さでした。

一番下のフロアーから順番に上に登りながら船内を探索し、いよいよ目的のライブラリーにたどり着きました。

そして、いろんなボードゲームが積んである棚を見ると

「あったー!モノポリ!ー」

10646672_673641006077171_9017095492786213623_n

モノポリーを発見した時の興奮は今でも覚えています。

これで、「モノポリー交流会inクルーズの日記が書けるぞ」とワクワクしながら、他の施設を探索しにいきました。

そして、5日間の航海の中で、いつ「モノポリー」をやろうか?なんて話を仲間としながら、期待に胸を膨らませていました。

最後のモノポリー

船内のすべての施設を回り終わって、客室でまったりした後、夕食の時間になったのて、船内のレストランに行く事にしました。

そこで、最初で最後の岐路に立たされたのです。

レストランに行く途中にあるファミリーとすれ違いました。そして、その時お父さんが何か抱えていました。

その手に抱えていた物こそ「モノポリー」だったのです。

思わず「あっ」と声が漏れて、お父さんの足が止まりました。

その時、心の中で「もし終わったら、次は私たちに貸してもらえませんか?」と言うか言うまいか悩みました。ただ、まだ初日であったため、明日以降ライブラリーに行けばモノポリーは返ってきていると思って、ただ会釈をして立ち去りました。

空回りの期待

翌日の朝、昨日持って行ったファミリーが返却しているだろうと思い、元あった場所まで見に行きました。

「ないっ」

まあ、今あっても時間的に出来ないし、また昼過ぎに見に行こうと思って、立ち去りました。

それから、昼過ぎ、翌日の朝、夕方と何度も見に行きましたが、期待は空回り。

とうとう4日目(事実上最終日)になり、朝から見に言ってもやっぱり無い!

次第に焦りが出てきて、昼と夕食前、夕食後にも見に行きましたが、やっぱりありませんでした。

4日目の夜11時頃、諦めきれずにいた私は、最後の望みをかけて見に行きました。

「・・・・・・無い!」

船上でモノポリーをやる夢は、儚く散ったのです。

いったいあのモノポリーはどこにったのか・・・。とっても充実したクルージングの旅でしたが、唯一の心残りは、船上でモノポリーが出来なかった事です。

またクルージングをする機会があったら、今度は絶対にモノポリーを持参していきます(笑)