プレイヤー全員が協力してミッションをクリアするゲーム、もしくは、チームに分かれて協力して勝利を目指すゲームを協力ゲームと定義します。
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1位:パンデミック
仲間と協力して、ワクチンを作成して人類をウイルスから救うゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.6点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4320 協力系ゲームといったらパンデミック
協力ゲームの代表作で他にもいろんな派生品が登場している人気ぶり。
今までゲームと言えば、対戦ゲームでしょうと言う人にとっては、協力して全員で勝利を目指すシステムに斬新さを感じる事でしょう。
交流会では、何度も動いていますが、一度も人類が勝利した事はありません。ゲーム上ですが、何度も人類は絶滅していますw
とは言え、このゲームは難易度を調整出来ますので、一番簡単な難易度でプレイすれば、ほぼクリアできるでしょう。ただ、簡単だとゲームとしてはあまり面白くない為、難易度MAXでいつもやっています。
協力ゲーム故のデメリット
協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。それは、ゲームの習熟度の違うプレイヤー同士で一緒にプレイした場合顕著に出ます。
特に、経験者の中で「声の大きな仕切りたがり」がいると、初心者は言われたままになり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。
その為、一緒にプレイするメンバーに恵まれたり、いろんな状況によってゲームの面白さ(評価)がかなり前後すると思います。
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2位:Hanabi(花火)
プレイヤーは花火職人となり仲間と協力して花火の打ち上げを成功させるカードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.5点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥1300 ボードゲーム関連タグ
日本の分化や国民性に合った協力ゲーム
一宮ボードゲーム交流会の代表である私のお気に入りボートゲームの中で10本の指に入るボートゲームです。
交流会では定期的にプレイされており、初めての方でも概ね高評価のカードゲームです。
全員で協力し合い、手札のカードを出して、打ち上げ花火を完成させていくのですが、ほとんど会話をしてはいけず、どれだけ相手の意図を読み取れるか?と言った、忖度を好む日本人の為のゲームと言えるかもしれません。
自分の意図が伝わった時、相手の意図をくみ取れた時はとても快感
自分の手札は見えない為、相手のヒントを基に、自分が今どんなカードを持っているか予測します。ただ、もらえるヒントの数も限られている為、少ないヒントで相手の意図をくみ取る必要があります。
「今(このタイミングで)」、「なぜ」、「この人は」、「このヒントをくれたのか?」そういったことを踏まえ、自分の手札を予測したり、次の行動のヒントにします。
また、ヒントを出すときもしかり。お互いの意図が伝わった時はとても快感です。
数少ない会話の中で、普段できないとても濃密なコミュニケーションをする事が出来るでしょう。
ボードゲームの中では、男女問わず楽しめる数少ないゲームです。
ただ、協力ゲームのあるあるですが、1人空気の読めない人がいると、すこしイラっとする事があるかもしれません。
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3位:キャプテン・ソナー
潜水艦の乗組員になり、チームで協力して、相手の潜水艦を撃破する対戦協力ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.4点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 6~8人 小売価格 ¥5940 ボードゲーム関連タグ
4対4のチーム対抗の対戦ゲーム
それぞれ、「艦長」「通信士」「機関士」「主任航海士」の役割があり、チームで協力して、相手の潜水艦を撃沈します。
使用するコンポーネントも秀逸で、相手の動きが分からない様にする為の「衝立」も含めて、潜水艦の乗組員になった気分を軽く味わえます。
チーム同士の会話も
「機関士」が「艦長、魚雷が使える様になりました。」と言ったり、
「通信士」が、「艦長、相手の居場所がある程度予測できました。」といったり、
「艦長」が、「よし、緯度〇緯度〇に魚雷発射」と言った感じで、かなりリアルな潜水艦の乗組員ごっこを楽しめます。
男性はかなり楽しめるテーマ設定になっており、6人から8人集まる事があれば、盛り上がる事間違いないでしょう。
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4位:スピリット・アイランド
精霊視点が新しい。侵略者から自分達の島を守り抜く協力ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.4点/10点中 難易度 ★★★★☆ プレイ時間 3時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 1~4人 小売価格 ¥ 協力性と自主性のバランスが素晴らしい
協力ゲームと言えば「パンデミック」が有名ですが、そういった協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。
その理由は、一緒にやるメンバーの中に、「声の大きな仕切りたがり」がいると、他のプレイヤーの中で自分の意見が言えない人がいたり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。
そんな中、「スプリット・アイランド」は、侵略者から島を守るという共通の目標はあるにせよ、自分が責任をもって守るエリアが決まっており、そのエリア内は、自分の裁量で好きなようにプレイできます。
もちろん、ピンチになったら他のプレイヤーに助けを求める事もできます。ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸
このゲームの面白い所は、ゲームのシステムもさることながら、ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸です。
「カタンの開拓者」は島を開拓する事が目的で、「パンデミック」はウイルスから人類を守る事を目的としていますが、「スプリット・アイランド」は、島を開拓する入植者(侵略者)から自分達の島を守るという、まったく逆の視点から描いています。
「カタン島」にもし精霊が住んでいたら、まさにこんな気持ちなんだろうなと思ってプレイできますw
面白さは折り紙付きだが敷居は高いゲーマーズゲーム
ゲームのルールは比較的複雑で、覚えることもたくさんあります。プレイ時間は、インスト込で3時間以上かかることも。
また、ゲームクリアの難易度は非常に高く、常にカツカツの状態。協力ゲームだから他のプレイヤーに助けてもらいたいけど、他のプレイヤーも同じくカツカツで余裕がない。その為、ボードゲーム初心者にはおすすめ出来ないですが、ある程度の経験値があれば、協力ゲームがあまり好きではない人にも、これはお勧めできます。
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5位:ごいた
2対2のチーム戦による受け攻めの駆け引きが熱いカードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.3点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 4人 推奨人数 4人 小売価格 ¥2200 お手軽で秀逸な2対2のチーム対抗戦ゲーム
協力ゲームやチーム戦の場合、プレイヤーの協調性や自主性の度合いによって、だいぶ評価は分かれますが、このゲームは、かなりの割合、個人の裁量に委ねられています。
そこが、自主性の強い私としては、かなり好みとなります。(ガチガチの協力ゲームは苦手ですw)
とは言え、最終的にチームで勝利を掴もうという共通の目標もあり、仲間の動きにも注意を払いながらプレイするので、個人プレイと協力プレイの良いとこどりだと思います。
カード運にかなり左右されるゲーム
このゲームの良いところでもあり、悪いところでもありますが、かなりカード運に左右されるのは否めません。最初に配られた手札次第で、すでに詰んでいる(勝負が決している)こともあります。
そこに救済措置があれば、もっと素晴らしいと思いますが、とにかくゲームとしては面白いので、ちょうど4人の時は、1度は遊んでもらいたいゲームです。
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6位:コードネーム
仲間のヒントを基に、自分のチームのカードだけを当てるワード連想ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.2点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥3240 ボードゲーム関連タグ
チームに分かれて対戦するタイプのワード系協力ゲームです。
チーム内で協力するという事で、協力ゲームのカテゴリーに入れています。
基本は、2対2の2チームに分かれて、チーム内でヒントを出す側とヒントをもとにお題カードを当てる側に分かれます。そして、相手チームよりも早く自チームのお題カードを全て当てたら勝利となるワード系ゲームです。
ゲームとしてとても面白く、盛り上がるだけでなく、ルールも簡単で、人数調整も柔軟に出来る為、パーティーゲームとしてかなり重宝するゲームです。
役割分担(ヒントを出す側か回答する側か)で、ゲーム性が変わってくる。
チーム内で、ヒントを出す側とヒントをもとにカードを選ぶ側に分かれますが、どちらの役割を担うかで、ゲーム感がまったく違います。
野球で言うと、ヒントを出す側がピッチャーで、答える側がキャッチャーでしょうか。野球と同じように、ヒントを出す側の出来次第で、チームの勝利が大きく左右します。
やってみると分かりますが、ヒントを出す側はめちゃくちゃ難しいです。逆に回答する側は意外に気が楽です。
語彙力がない方がヒントを出す側になると、当人もチームもかなり苦しい思いをすることになる為、そこの役割分担は慎重に選ぶ必要があります。
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7位:ミステリウム
幽霊役と霊能者役とで分かれて、幽霊役のヒントを基に協力して犯人を推理するコミュニケーションゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.2点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~7人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥7344 ボードゲーム関連タグ
コンポーネントの秀逸さとゲームシステムの斬新さがすばらしい協力型推理ゲーム
幽霊役と霊能者役に分かれてゲームしますが、役割によってゲーム感は違い、どちらをプレイしても違った楽しみ方が出来ます。
ディクシットでもそうですが、こういう感覚的(直感的)なゲームは、女子受けもよい為、特に、ボードゲーム初心者の女子がいる場合は、お勧めできるゲームです。
ちなみに大人数、5、6人以上でやる場合は、オリジナルルールとして、幽霊役を2人にする事をおすすめします。
コードネーム同様、ヒントを出す側が重要になってきますので、その負担を軽減すると言う目的と、ダウンタイムを少なくして、ゲームをスピーディに進行するという目的があります。
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8位:グルームヘイブン
百戦錬磨の傭兵となり、仲間と協力しながら、いくつものシナリオクリアしていく超大作タクティクスRPG
ボードゲームの基本情報
評価 8.2点/10点中 難易度 ★★★★☆ プレイ時間 3時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥33000 「〇年に一度」の超大作タクティクスRPG
世界的なボードゲームサイト「ボードゲームギーク」で、長い間「ランキング1位」を記録している超話題作。
RPGの世界を、高い完成度でアナログゲームで表現した作品。
ゲームの面白さは折り紙付き
このゲームにおける当サイトの「評価」は、純粋な面白さだけではなく、「ハードルの高さ」も含めた「おススメ度」となっているため、評価は実態よりも低いかもしれません。(誰でもおススメ出来るという訳にはいかないゲームなので)
ゲームの面白さだけを考えたら、評価「8.7~8.8」は付けたいところです。
当サイトでの「評価」を下げる5大要因
ゲーム自体の面白さは素晴らしいですが、以下の5大要因を覚悟・クリアしないと、楽しくプレイする事はできません。
「値段の高さ」「ゲームルールの把握及びインストの手間」「ゲーム準備の面倒くささ」「ゲーム中の処理の煩雑さ」「面子の確保」
上記のハードルをクリアすれば、長い間、至福のボードゲーム体験を味わうことが出来るでしょう。
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9位:イーオンズ・エンド
モンスターから人類を守る為に戦う協力型デッキ構築ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.1点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 1~4人 小売価格 ¥5800 BGGでも評価が高いデッキ構築ゲームの協力版!
ドミニオンのデッキ構築ゲームシステムをベースに、共通の敵を協力して倒す、協力型デッキ構築ゲーム。
細かいルールは違いますが、やっている事はデッキ構築ゲームなので、このジャンルが好きな人は楽しめるはず。
逆にデッキ構築ゲームが好きではない人には、お勧めはできません。
システムとゲームテーマ・目的がかみ合っている
イーオンズ・エンドのゲームテーマや目的が「魔術師となって、敵モンスターから人類最後の拠点を守り抜く」と、シンプルで分かりやく、ゲームシステムともかみ合っている為、ゲームの世界観に入り込みやすいと思います。
ドミニオンは、ゲームテーマや目的が、あまりゲームシステムとかみ合っていない感じがして、そこが残念に感じています。
協力ゲームというジャンルをどう評価するか?
協力ゲームですが、各々裁量がある為、他プレイヤーの意見にそこまで左右はされないと思います。(ある程度自由にプレイできると思います。)
とは言え、協力ゲームなので、最終的に勝つか負けるかは、他人の行動に大きく左右される為、他人と勝負を競いたい人には向いていないと思います。
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10位:ジャストワン
皆で違うヒントを出し合って答えを導く協力ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 3~7人 推奨人数 5~7人 小売価格 ¥3080 シンプルなルールの中に程よくジレンマも効いて誰でも楽しめる
親プレイヤーにお題(答え)を当ててもらう為、子プレイヤーは、各自お題のヒントを考えます。
例.お題が「クリスマス」なら、「サンタクロース」や「ツリー」といったヒント。
ただ、他のプレイヤーとヒントが被ると、そのヒントは無効になる為、親は、少ないヒントからお題を予想しなくてはなりません。
誰もが予測出来てしまうヒントだと被る可能性が高く、ただ、あまりかけ離れていると、ヒントとして成立しません。このジレンマが良い味を出しています。
また、参加人数が少ないとヒントを出す側は比較的楽ですが、答える側は少ないヒントで答えを導きださなければならず、とても悩ましいです。逆に、多くなると、ヒントも多くなりますが、被る可能性も高くなるので、ヒントを出す側は、本当に悩ましくなります。
とてもシンプルなルールですが、本当に良く出来たゲームだと思います。
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11位:ito (イト)
数字を「数字以外」で例えて、小さい数字のカードから順番に出していく協力ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 4~10人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥2200 プレイヤーの価値観が勝敗を分ける協力ゲーム
ito (イト)は、「蜘蛛の糸」という小説がテーマになっており、「1~100」までの数字の中から、配られたカードの数字を、「数字以外」で表現して(例えて)、数字の一番小さいカードから場に出していきます。
全員で協力して、全てのカードを出し切ったら、勝利となる協力ゲームです。
例えば、「お題:人気のアーティスト」「数字が小さい:人気がない↔人気がある:数字が大きい」という条件が提示された場合、自分が「70」という数字を持っているすると、「そこそこ高いから、今で言うと【髭男】かなと」と思ったら、「俺は【髭男】くらいのカードを持っているよ。」と言う訳です。
他の人で、「90」の数字を持っているとしたら、「ミスチルかな!」と言って、
Aさん:「"ミスチル"と"髭男"なら、"ミスチル"のが上でしょう。」
Bさん:「いやいや、今は"髭男"の勢いすごいから」
みたいな議論が起こります。ルールはめちゃくちゃ単純・簡単なのに、とても奥深く、白熱するゲームです。
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12位:コトバーテル
チームで協力して、ヒントを元にお題を当てるワードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2/4/6人 推奨人数 4人 小売価格 ¥2860 お題が分かった時の快感がたまらない
2人組のチームに分かれて、お互い事前に設定した5文字の言葉を、ヒントを頼りに当てるチーム戦協力ゲームです。
「ア」「イ」「ウ」と掛かれた50音のカードや「”」「゜」などのカードを使って、自分が考えたお題に少しでも近づけます。
最初は、まったく分からないのですが、ある時「はぁっ」と分かるときがあります。この答えが分かった時はとても快感です。
ルールも簡単で、時間も30分~45分くらいなので、老若男女問わず、誰でも楽しめるゲームです。
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13位:ザ・クルー:第九惑星の探索
珍しい協力型トリックテイキングゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 3~5人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥2300 ボードゲーム関連タグ
協力×トリックテイキングが斬新
基本システムはトリックテイキングですが、協力ゲームになるだけで、また違った面白さを味わう事が出来ます。さすが、2020年ドイツ年間ゲーム大賞(エキスパート)
ルールはシンプルなので、トリテ未経験の方でも、比較的すぐにルールを理解できます。
もちろん、トリテをやったことがある人なら、すんなりプレイできます。
基本、相談なしの協力ゲーム
「Hanabi」や「ザ・マインド」の様に、基本、相談なしで、ゲーム内の少ないヒントを元に、ミッション達成を目指していきます。
その為、他人の意見に引っ張られるというデメリットはありません。
テーマ・目的とシステムがかみ合っていないところが残念
トリックテイキングのシステムである以上、ゲームテーマと合わせる方が難しいですが、ゲームテーマは在って無い様な物。
後付けの様な感じがするので、テーマ性を大事にしている人は、ゲームシステムが素晴らしい分、ちょっと残念な感じは否めません。
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14位:ザ・ゲーム
全員で協力し合って、手札のカードを全て出し切るカードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 1~5人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥1944 手札にあるカードを、他のプレイヤーと協力して出し切るだけのシンプルルールですが、ここまで奥深く悩ましゲームになるとは。
ルールは簡単ですが、実際に完全クリアとなると、かなり難易度は高め。交流会でもたまに動きますが、一度も完全クリアを達成した事はありません。
失敗したからと言って、特に嫌な気分にはならず、「今回はいいところまで行った。次こそはクリアするぞ」と前向きな気分になれるゲームです。
かなりカード運にも左右されますが、ライトな協力ゲームとしてお勧めです。
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15位:ドリームオン
自由に夢を作っていき、作った夢を思い出す協力系パーティゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥2484 ルールはとても簡単で、老若男女誰でも楽しめるパーティゲーム。
いろんな絵が描かれている手札を使って、皆で夢を繋いでいきます。
ドリーム(夢)を作るフェーズでは、支離滅裂でめちゃくちゃな夢に盛り上がる事間違いなし。
ドリーム(夢)を思い出すフェーズでは、当たったり外れたりで一喜一憂。
お酒を飲みながらプレイするとより一層楽しめる優良ゲームです。
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16位:凶星のデストラップ
ある惑星を舞台に救助が来るまでエイリアンから生き延びるサバイバル非対称ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.7点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~7人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥3080 エイリアン(1人)VS人類(他のプレイヤー)の非対称協力ゲーム
逆スコットランドヤードと言ったところで、エイリアン(追いかける側)が一人で、人類(逃げる側)が複数の非対称協力ゲームです。
協力ゲームと言っても、各プレイヤーは各々好きなように行動出来るので、協力ゲームが苦手な人にもおススメ出来ます。
エイリアンと人類との心理戦(駆け引き)が楽しい
毎ターン、惑星内のどこに行くかを決めるのですが、エイリアンも同じように、どこに行くかを決めます。その時、エイリアンと遭遇(バッティング)すると、ライフのような物が減っていき、無くなるとエイリアン側の勝ちになります。
人類はエイリアンが来なさそうな場所へ。エイリアンは人類が行きそうな場所へ。お互いの思惑が複雑に絡み合う心理戦がとても楽しいです。
エイリアン側と人類側どちらをプレイするかでゲーム性が変わる
非対称系のゲームでよくある事ですが、同じゲームでも役割が違うと、かなり違うゲーム性となります。
私はスコットランドヤードでは、「警察側」が好きですが、このゲームでは、「人類側」の方が好きです。人それぞれ好き嫌いはあるので、一度は両方の役割でプレイすることをお勧めします。
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17位:スコットランドヤードー東京
東京都の刑事となり、仲間と協力して「怪盗X」を捕まえるボードゲーム版「警泥」
ボードゲームの基本情報
評価 7.2点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 2人 小売価格 ¥4950 ボードゲーム関連タグ
ボードゲーム版「警泥」
小学生の頃に、「警察」と「泥棒」に分かれて鬼ごっこのような遊びをしたことがあるかもしれませんが、「スコットランドヤード」は、まさにボードを舞台にした「警泥」言えます。
リアル版「警泥」は、どちらかと言えば体力勝負ですが、ボードゲーム版「警泥」は、まさしく犯人との頭脳戦が楽しめます。
非対称協力ゲームだが、2人プレイがお勧め
警察側は、チーム(最大5人)で協力することが出来ますが、ゲームの習熟度が違うプレイヤーが同じチームになると、置いてきぼりのプレイヤーが出てきて、最終的に思考停止=ゲームに参加しない状態になります。
これは協力ゲームの常ではありますが、決定的な欠陥にもなりえます。
また、「怪盗X」側は、1人で孤独な戦いを強いられるため、プレイヤーによってはなかなか辛いかもしれません。
その為、このゲームは「1対1」の2人プレイがもっとも面白いゲームと言えるでしょう。(※8.2点は2人プレイの点数)