ボードゲーム名:スピリット・アイランド

精霊視点が新しい。侵略者から自分達の島を守り抜く協力ゲーム

スピリット・アイランドの基本情報

難易度 ★★★★☆
プレイ時間 3時間以内
プレイ人数 1~4人
推奨人数 1~4人
小売価格

スピリット・アイランドの評価

ライト級評価 -点/10点中 パーティ系評価 -点/10点中
ミドル級評価 -点/10点中 協力系評価 8.4点/10点中
ヘビー級評価 8.3点/10点中 正体隠匿系評価 -点/10点中

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スピリット・アイランドのコメント


協力性と自主性のバランスが素晴らしい

協力ゲームと言えば「パンデミック」が有名ですが、そういった協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。

その理由は、一緒にやるメンバーの中に、「声の大きな仕切りたがり」がいると、他のプレイヤーの中で自分の意見が言えない人がいたり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。

そんな中、「スプリット・アイランド」は、侵略者から島を守るという共通の目標はあるにせよ、自分が責任をもって守るエリアが決まっており、そのエリア内は、自分の裁量で好きなようにプレイできます。
もちろん、ピンチになったら他のプレイヤーに助けを求める事もできます。

 

ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸

このゲームの面白い所は、ゲームのシステムもさることながら、ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸です。

「カタンの開拓者」は島を開拓する事が目的で、「パンデミック」はウイルスから人類を守る事を目的としていますが、「スプリット・アイランド」は、島を開拓する入植者(侵略者)から自分達の島を守るという、まったく逆の視点から描いています。

「カタン島」にもし精霊が住んでいたら、まさにこんな気持ちなんだろうなと思ってプレイできますw

 

面白さは折り紙付きだが敷居は高いゲーマーズゲーム

ゲームのルールは比較的複雑で、覚えることもたくさんあります。プレイ時間は、インスト込で3時間以上かかることも。
また、ゲームクリアの難易度は非常に高く、常にカツカツの状態。協力ゲームだから他のプレイヤーに助けてもらいたいけど、他のプレイヤーも同じくカツカツで余裕がない。

その為、ボードゲーム初心者にはおすすめ出来ないですが、ある程度の経験値があれば、協力ゲームがあまり好きではない人にも、これはお勧めできます。