先月、ボードゲーム交流会の常連メンバーから「スコットランドヤード」を譲りうけましたので、公式ボードゲームとして採用しました。
スコットランドヤードの基本
プレイヤーが犯人側と刑事側に分かれて戦うボードゲーム版「ケイドロ」です。
犯人扮する「怪盗X」は、ボードゲームに描かれた地図内を、いろんな交通機関を使って自由に移動できます。
対する刑事側も、犯人を捕まえる為に交通機関を使うのですが、使える回数に制限があります。また、24時間以内(24ターン以内)に捕まえれないと負けになります。逆に、怪盗X側の勝利となります。
まさに、犯人と刑事との手に汗握る頭脳戦が、ボードゲーム上で繰り広げられる訳です。
スコットランドヤードのゲームの流れ
ゲームの準備
まず、プレイヤー内で話し合って、犯人側(1人)と刑事側(残りの人数)に分かれます。
犯人も刑事もスタート地点を決める為、複数あるスタートカード(マップ内の位置が書いてある)の中から1枚選びます。
刑事は、スタートカードの場所に、自分の駒を置きます。
犯人は、スタートカードの場所を、トラベルログに書きます。(犯人は、特定のターン以外は、姿を隠しています。)
トラベルログとは?
怪盗Xが自分の現在値を覚えておく為のもの。そして、どのターンにどこにいたか?が後で分かる様にするもの。不正や嘘が付けない様にする為だったり、刑事がゲーム終了後、犯人の動きを知る為にあります。
チケットについて
チケットには、「タクシー」「バス」「電車(地下鉄)」「ブラックチケット(犯人側のみ所持)」の4種類があり、使うチケットによって、行ける場所が変わってきます。
さらに、犯人側は、「ダブルムーブチケット」と言う、1ターンに、2回行動出来るチケットを持っています。
ゲームの開始
怪盗Xのターン・・チケットを使って、チケットで行ける場所に移動します。実際は、マップ上に駒は無いため、移動後の場所をトラベルログに記入します。
そして、その場所情報を使用したチケットで隠します。何で移動したかは、刑事側への情報となります。
刑事側のターン・・チケットを使って、チケットで行ける場所に移動します。実際に駒を移動させます。これを、刑事の数分時計回りに実行していきます。
基本的には、「犯人側」のターン、「刑事側」のターンを繰り返します。
怪盗Xの登場
5ターンに1回だけ、怪盗Xが姿を現します。要するに、怪盗Xは、現在どこにいるかが分かります。
この様に、定期的に姿を現さないと、刑事側も捕まえる事はほとんど不可能なので。
ゲームの終了条件
ゲームの終了条件は3つあります。
1.怪盗Xが、24ターン逃げ切れた場合は、怪盗Xの勝ちです。
2.刑事側が交通チケットを使いきり、誰も動けなくなった場合は、怪盗Xの勝ちです。
3.刑事が怪盗Xと同じ場所に到着したら、刑事側の勝ちです。
皆さんも犯人・刑事に成りきって、ボードゲーム上で繰り広げられる刑事ドラマを楽しんでみましょう。