ボードゲームランキング(ミドル、1時間前後)|ボードゲーム一覧

  • プロジェクトL

    パズルを解く達成感とコンボが気持ち良い拡大再生産ゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 2~4人
    小売価格 ¥4400

    ボードゲーム関連タグ

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    拡大再生産ゲームの模範的ゲーム

    「拡大再生産」のメカニクスを採用しているボードゲームは数多ありますが、私の知っているミドル級のボードゲームの中では「宝石の煌めき」と双璧を成すくらい秀逸なボードゲームだと思います。

    要するに、とても簡単に、かつダイレクトに「拡大再生産」の醍醐味が味わえるゲームと言えます。

     

    ルールはシンプルかつ直観的で分かりやすい。だけど奥が深い

    ベースは「テトリス」の様なピースを使って、パズルを完成させる為、直観的でとても分かりやすく、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べるます。

    それでいて、「どんなパズルを選ぶのか?」「どんなピースを使って完成させるのか?」目先のパズルの完成だけでなく、先を見据えて、出来るだけ最善手を打っていく必要があり、とても奥が深いゲームです。

     

    複数のパズルが同時に完成した時はとても快感

    ゲームには、「52種類」のパズルがありますが、どれもそんなに難しい物はない為、難しいパズルを解いて「やったー」という達成感ではなく、いかに少ない手番で効率よくパズルを完成させるかが大事になってきます。

    序盤は、手持ちのピースに限りがある為、地道にパズルを完成させる事になりますが、中盤以降は、手持ちのピースが増えてきて、上手く行けば、1度に3つのパズルを完成する事も可能です。この時の達成感や快感は、このゲームならではです。

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  • 逃げゾンビ: リローデッド

    ゾンビはびこる街から生きて脱出するサバイバルパーティーゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 2~6人
    推奨人数 4人
    小売価格 ¥6600

    ボードゲーム関連タグ

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    ゲームの目的、ルールが分かりやすくて遊びやすい

    パーティーゲームにはとても大事な要素ですが、「ゾンビと戦い、時には逃げて、生きて街から脱出する」という目的は、多くの人が理解しやすく、すんなりゲームの世界観に入り込めます。

    また、目的と合わせて、ゲームルールもサイコロをメインに使ったシステムで、運要素多めのシンプルなルールになっており、ボードゲーム初心者や小学生などから誰でも楽しめる内容となっています。

     

    ワイワイ、ハラハラ出来るバカゲー!

    ゲームが進んでくると、多くのプレイヤーのボードには、ゾンビがワラワラ沸いてきて、一歩ずつ前進してくるのですが、自分に余裕があるときは、その光景がなんとも可笑しくてたまりません。

    ただ、自分のボードにゾンビが沢山いると、そんな余裕はありませんがw

    運要素が多い為、あまり戦略的なゲームではありませんが、ゲームテーマとサイコロのシステムは相性が抜群で、出目が起こすいろんな奇跡に、一喜一憂出来るかもしれません。

     

    6人までプレイ出来ますが4人がお勧め!

    最大6人までプレイできて、多くの人数でやった方が盛り上がりそうですが、ダウンタイムが気になる為、基本は4人プレイがお勧めです。

     

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  • レス・アルカナ(Res Arcana)

    魔術師となり8枚のカードを駆使して戦うカードコンボゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 2~4人
    小売価格 ¥5500

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    手札8枚で上手くカードコンボを作るのが楽しい

    最初は「ドミニオン」の様な「デッキ構築ゲーム」かなと思っていましたが、プレイ感は「ギズモ」や「宝石の煌めき」に近い感じでした。

    ただ、「ギズモ」や「宝石の煌めき」は、共通の場にあるカードを購入するのに対して、「レス・アルカナ」は、最初に配られた8枚のみ(ゲームスタート時は、その中の3枚)でプレイする所が違います。

    ゲームが進んで行くと、カードコンボが繋がり、徐々に手元の資源が増えていく、拡大再生産ゲームの醍醐味が味わえます。

     

    1時間+同ジャンルでは最高峰のゲーム

    主観ではありますが、プレイ時間が約1時間前後で、「拡大再生産」「カードコンボ」系のゲームとしては、最高峰の充実感を味わえるゲームです。

    時間に余裕があり、がっつりボードゲームをやりたい場合は、重ゲーを選ぶことが多いですが、1時間前後でもしっかりボードゲームやりたい感を味わいたければ、「レス・アルカナ」はその筆頭になると思います。

     

    アートワークやゲームの世界感が素晴らしい

    「ウィングスパン」「サイズ」「エバーデール」など、アートワークが素晴らしいゲームは、それだけでプレイヤーの気分を盛り上げてくれます。

    「レス・アルカナ」も同様に、パッケージから、カードのデザインやトークンに至るまで、しっかり作り込まれており、カードのデザインを見ているだけでも、ワクワクしてきます。

     

    初心者には少し難しい印象

    ミドル級ゲームにしては、ルールも比較的複雑で、カードのアイコンも分かりにくい為、ゲームに慣れていない初心者にはちょっと難しいと感じました。また、1手の重みがかなりあり、1回のミスが致命的になる事も、ゲームのハードルを上げている様に思います。

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  • イーオンズ・エンド

    モンスターから人類を守る為に戦う協力型デッキ構築ゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 1~4人
    小売価格 ¥5800

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    BGGでも評価が高いデッキ構築ゲームの協力版!

    ドミニオンのデッキ構築ゲームシステムをベースに、共通の敵を協力して倒す、協力型デッキ構築ゲーム。

    細かいルールは違いますが、やっている事はデッキ構築ゲームなので、このジャンルが好きな人は楽しめるはず。

    逆にデッキ構築ゲームが好きではない人には、お勧めはできません。

     

    システムとゲームテーマ・目的がかみ合っている

    イーオンズ・エンドのゲームテーマや目的が「魔術師となって、敵モンスターから人類最後の拠点を守り抜く」と、シンプルで分かりやく、ゲームシステムともかみ合っている為、ゲームの世界観に入り込みやすいと思います。

    ドミニオンは、ゲームテーマや目的が、あまりゲームシステムとかみ合っていない感じがして、そこが残念に感じています。

     

    協力ゲームというジャンルをどう評価するか?

    協力ゲームですが、各々裁量がある為、他プレイヤーの意見にそこまで左右はされないと思います。(ある程度自由にプレイできると思います。)

    とは言え、協力ゲームなので、最終的に勝つか負けるかは、他人の行動に大きく左右される為、他人と勝負を競いたい人には向いていないと思います。

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  • 天下鳴動

    戦国武将になって、より多くの城を手に入れる事を目指すエリアマジョリティ

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 30分以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 2~4人
    小売価格 ¥3180

    ボードゲーム関連タグ

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    運の要素と戦略性のバランスが絶妙

    「エリアマジョリティ」系のゲームは、かなり頭を使う重たいゲームが多い印象ですが、天下鳴動は、サイコロの要素を上手く取り入れている為、運の要素と思考性のバランスが素晴らしいです。

    また、合戦フェーズ(得点計算フェーズ)で、自軍が勝利したエリアの自軍駒が隣のエリアへ連鎖して増えていく(パンデミックのアウトブレイクの様な)仕組みがゲームをより面白くしています。

     

    エリアマジョリティの入門ゲーム

    サイコロをシステムに取り入れている為、プレイ感はかなりライトな感じです。ゲーム時間も、30分前後と短く、1ゲーム終わっても「よし、もう1回」となりやすく、1日に繰り返しできます。

    その為、エリアマジョリティの入門ゲームとしてとてもおススメ出来ます。

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  • サグラダ(Sagrada)

    色とりどりのサイコロを使ってステンドグラスを完成させる新感覚パズルゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥6050

    ボードゲーム関連タグ

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    サイコロを使った新感覚パズルゲーム

    袋の中からランダムで取り出したサイコロを振り、出た目のサイコロを使って5×4マスのボードに綺麗に並べていく運要素は高めのパズルゲーム。

    マスによっては、「赤色」のサイコロしか置けなかったり、「4」の目しか置けないといった制約があり、その制約の中で、高得点を狙っていきます。

    一番多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となりますが、負けたとしても見事ステンドグラスを完成した(すべてマスを埋めた)ときは、かなりの達成感を味わうことが出来ます。

     

    フォトジェニック(写真映え)する美しいコンポーネント

    色とりどりの綺麗なサイコロが並ぶ盤面は、まさにステンドグラス。ゲーム終了後は、写真を撮れば映える事間違いなし。

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  • クランク

    ドラゴンの巣窟からお宝を盗み出すデッキビルディング+ボードのアドベンチャーゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 2~4人
    小売価格 ¥5800

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    ドミニオンにボード移動要素を追加したアドベンチャーゲーム

    デッキ構築にボード移動(RPG)要素が追加されただけで、ドミニオン好きだけじゃなく、ドミニオンはそんなにと思う人でも楽しめるアドベンチャーゲーム。

    しかも、ただボードを移動するだけじゃなく、チキンレースの要素も含まれているため、「ワクワク感」だけじゃなく「ハラハラドキドキ感」も一緒に味わえます。

     

    運の要素も高くなりドミニオンよりかなりライトなプレイ感

    ドミニオンも運要素はありますが、初心者がやりこんでいる人に勝つのは難しいと思います。クランクは運要素がかなり高くなり、初心者が経験者に勝つことも十分ある為、いろんな人が集まるパーティーゲームとしてもおススメ出来ます。

    クランクをアマゾンで購入

  • 凶星のデストラップ

    ある惑星を舞台に救助が来るまでエイリアンから生き延びるサバイバル非対称ゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 2~7人
    推奨人数 4~5人
    小売価格 ¥3080

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    エイリアン(1人)VS人類(他のプレイヤー)の非対称協力ゲーム

    逆スコットランドヤードと言ったところで、エイリアン(追いかける側)が一人で、人類(逃げる側)が複数の非対称協力ゲームです。

    協力ゲームと言っても、各プレイヤーは各々好きなように行動出来るので、協力ゲームが苦手な人にもおススメ出来ます。

     

    エイリアンと人類との心理戦(駆け引き)が楽しい

    毎ターン、惑星内のどこに行くかを決めるのですが、エイリアンも同じように、どこに行くかを決めます。その時、エイリアンと遭遇(バッティング)すると、ライフのような物が減っていき、無くなるとエイリアン側の勝ちになります。

    人類はエイリアンが来なさそうな場所へ。エイリアンは人類が行きそうな場所へ。お互いの思惑が複雑に絡み合う心理戦がとても楽しいです。

     

    エイリアン側と人類側どちらをプレイするかでゲーム性が変わる

    非対称系のゲームでよくある事ですが、同じゲームでも役割が違うと、かなり違うゲーム性となります。

    私はスコットランドヤードでは、「警察側」が好きですが、このゲームでは、「人類側」の方が好きです。人それぞれ好き嫌いはあるので、一度は両方の役割でプレイすることをお勧めします。

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  • マンハッタン

    マンハッタンのビルを目指してビルを建築していくマジョリティゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 1時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥4620

    ボードゲーム関連タグ

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    見た目も楽しめる写真映えするボードゲーム

    ゲームが進んでいくと、ボード上に背の高いカラフルなビルが乱立していき、とても写真映えするゲームです。(下の写真は映える事を意識していない為、そんなに映えてませんが 汗)

    その為、徐々にビルが建っていく様子を楽しむ事が出来ます。

     

    ルールはシンプルだけど奥が深く長考してしまう傾向に

    1994年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したゲームだけあって、古いゲームでありながらゲームシステムは秀逸です。

    ビルを建てていき、そのエリアのマジョリティを競うのですが、それが実に悩ましい。考え出すときりがないですが、長考が増えると、ゲームのテンポが悪くなり間延びする原因にも。

    ただ、テンポ良く進めば、とても楽しいエリアマジョリティゲームが楽しめます。

    マンハッタンをアマゾンで購入

  • アイランド(SURVIVE)~アトランティスからの脱出~

    沈みゆく島から生きて財宝を持ち帰る脱出サバイバルボードゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★☆☆☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥5200

    ボードゲーム関連タグ

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    1982年に発売された超名作ゲーム

    めちゃくちゃ沢山あるボードゲームの中で、発売から何十年たっても、未だに遊ばれ続けているボードゲームは多くありません。アイランド(SURVIVE)は、まさに数少ないその1つと言えるでしょう。

    そんな昔のゲームであるにもかかわらず、古さをあまり感じさせず、これが40年近く前に作られたのかと思うと、驚きさえ感じます。

     

    ゲームテーマがボードゲームと相性抜群

    「沈みゆく島から生きて脱出する」というシンプルで分かりやすいゲームテーマはボードゲームとの相性抜群。

    徐々に島が沈んでいき、近海には「サメ」や「クジラ」や「海龍」といった凶悪生物がウヨウヨ泳いでいる中、「サメに食われる~!」とか「クジラが来るぞ~!」と言いながら、みんなでワイワイ楽しめます。

     

    「個人攻撃」がある為、プレイヤーを選ぶ

    沈める「島タイル」や近海で泳ぐ「サメ」や「クジラ」などの生物は、ランダムではなく、プレイヤーが意図をもって動かします。

    その為、特定のプレイヤーを攻撃しようという事も出来ます。そういったシステムは、最近のゲームでは少ないですが、昔のゲームならではかもしれません。

    これによって、プレイヤー間で「ヘイトが溜まる(険悪になる)」可能性もあります。

    「殴り合い上等」「やられたらやり返す」的な好戦的な人や、そんなこと気にしない人同士なら、すごく楽しめるゲームと言えます。

    アイランド(SURVIVE)~アトランティスからの脱出~をアマゾンで購入