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ブラス(BRASS):ランカシャー
イギリスの産業革命時代に効率よく生産、貿易をして、多くの富と名声を上げるゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★★☆ プレイ時間 3時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥14980 ルール難易度はかなり高く、ゲーマーズゲームと呼べる白物。
1ゲーム、前半(運河の時代)と後半(鉄道の時代)にフェーズが分かれており、前半をやってみて、やっとゲームのルールが飲み込める感じ。
私も面白さが分かったのは、2ゲーム目からで、1ゲーム目は、「こんなもんか」と言った印象です。
このゲームのポイントは、「イギリスの産業革命の時代」というテーマ性がしっかりしている事。そして、コンポーネント(ボードやカードのデザインなど)がとても雰囲気がある事です。
また、今まで何百という数のゲームをやってきましたが、ゲームデザイン(ゲームルール)が、ありそうであまりない事もポイントです。
ある程度ボードゲームを経験すると、このゲーム「カタンぽいっ」「カルカソンヌぽいっ」と何かしら似たゲームが出てくるのですが、ブラスはこれと言ったゲームがありません。(ゲーム経験がまだまだかもしれませんが)
そういった新鮮さも面白いと感じたポイントかもしれません。
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コンコルディア
ローマ時代の名家となり、上手に商売をして勝利点を稼ぐ拡大再生産戦略ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥8001 重ゲーの部類に入りますが、ルールは重ゲーの中では比較的シンプル。自分の手番では、手持ちのカードを出して、そのカードに掛かれているアクションを実行するだけ。
重ゲーの入門ゲームとしておススメできるシンプルさです。
ただ、戦略ゲーム故、運の要素はほとんど無く、戦略で勝ったプレイヤーが勝利する=実力があるプレイヤーが勝利するゲームです。
また、プレイヤー同士の直接攻撃と言った要素がない、平和的な戦略ゲームです。その為、他のプレイヤーと競いつつも、自分の自己ベストを目指す的なゲームで、負けたとしても、内容が良ければ楽しめるゲームとも言えます。
「コンコルディア」は、ナヴェガドール(ナビゲーター)と同じ作者「マックゲルツ」の作品だけあり、ゲーム感は似ています。他の批評サイトでも、ロンデルの使わない「マックゲルツ」の作品と例えられていますが、まさにそんな感じです。
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犯人は踊る
役職がころころ変わる中で犯人を当てる正体隠匿ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 3~8人 推奨人数 5~6人 小売価格 ¥1296 正体隠匿系ゲームに入りますが、かなりライトな為、比較的誰でも遊べるゲームです。その為、正体隠匿ゲームのエントリーゲームやパーティゲームとしてもお勧めできます。
他の正体隠匿ゲームと大きく違うのは、役職が固定ではなく、ゲーム中にころころ変わるところが特徴です。
「アヴァロン」や「人狼ゲーム」の様に、長い間話合うという時間は無いため、会話の中で、相手のうそを見抜いたりと言った事はあまり出来ませんが、トランプのババ抜きの様な感じで、テンポよくゲームが進んでいきます。
がっつり正体隠匿ゲームを楽しみたい方にはお勧めできませんが、まずはウォーミングアップとして、みんなでゲームを楽しみたいと言った状況にうってつけです。
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エルフェンランド
エルフの世界をいろんな乗り物を使って旅して、より多くの国を訪れるゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4人 小売価格 ¥3800 ボードゲーム関連タグ
エルフの国をいろんな乗り物「気球、ドラゴン、ユニコーンなど」を使って旅するというファンタジー溢れてるテーマ性がこのゲームの特徴です。
カタンと同じく、4人プレイ以上の場合は2時間近くかかる場合がありますが、ルールは比較的簡単で、運要素もそこそこあり、どこか重さは感じられない為、ミドル系ゲームのカテゴリーに入れています。
基本的に他のプレイヤーと争う事はなく、どちらかと言えば、協調する方が有利になるゲームなので、初心者や女子、争いごとが嫌いな人でも受け入れられるゲームです。
最終的に、プレイヤー同士で勝敗が付きますが、世界観にはまれば、勝敗は関係なく楽しめるゲームです。
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ブルームサービス
魔法使いとなって、より多くの場所に薬を届けるゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥5800 ボードゲーム関連タグ
重たいゲームの中では比較的シンプルなルールで、重ゲーのエントリーゲームとしてお勧めです。
このゲームのキモとなるのは、トリックテイキングのマストフォローをベースにしたゲームシステムです。
最初のフェーズで、10枚のアクションカードの中から4つ選んだ後、スタートプレイヤー(直前に勇敢アクションを実施したプレイヤー)から1枚カードを出します。
この時、スタートプレイヤーが出したカードを持っているプレイヤーは、かならず出さなければいけません。(トリックテイキングで言うと、マストフォローの状態です。)
このゲームは、カードを出す順番も大事なので、これにより、プランが大幅に変わってしまう事も多々あります。
「ブレイブ」か?「チキン」か?
また、このゲームは、カードを出した時、「勇敢なアクション」と「無難なアクション」のどちらかを選択します。
「勇敢なアクション」の方が、より多くの報酬を得る事が出来ますが、次以降のプレイヤーが、同じカードを持っていて、「勇敢なアクション」を選択した場合、そのカードは無効となります。
逆に、「チキンアクション」は、得られる報酬は少ないですが、確実にその時に実施出来ます。
仮に、自分だけがそのカードを持っている場合、「ノーリスク」で「勇敢なアクション」を実施できますが、そんな事は分かりません。
「ブレイブ」でいくか?「チキン」でいくか?毎ターンこのジレンマに悩まされるのも、このゲームの醍醐味です。
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エルグランデ (El Grande)
自国の騎士を率いて、より多くの領土で優位な状態を作り出す陣取りゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★★☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥6500 ボードゲーム関連タグ
エリアマジョリティ(陣取りゲーム)の代表作
簡単にルールを説明するとすれば、毎ラウンドの終了時に、各エリアにいるコマ(騎士)の数によってもらえるポイントが変わってきます。
そのエリアで、自分のコマが一番多ければ1位の得点、2番目なら2位の得点がもらえるという感じです。
ただ、コマの数にも限りがあるし、動かす回数や動かせる人数にも制限がある為、全てのエリアで自分のコマを一番にさせる事は無理です。
その為、1位になりやすい場所(=他のプレイヤーのコマが少ない場所)を狙うのですが、そこは他のプレイヤーも考えているところ。なんとも悩ましいゲームです。
また、簡単にルールを説明しましたが、自分の行動を決めるアクションカードが沢山あり、それぞれの効果は多義に渡ります。ここを理解するのにそれなりの時間が掛かってしまう為、手軽に出来るゲームとは言いにくいのが難点です。
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テレフォーミングマーズ
他のプレイヤー(企業)と競いながらテクノロジーを用いて火星を人が住める惑星にしていくゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★★☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 1~5人 推奨人数 3~5人 小売価格 ¥7000 今までいろんなボードゲームをプレイしてきましたが、どのボードゲームにもあまり似ていない感じのゲームです。
200枚以上ものカードがあり、それぞれいろんな効果や能力、発動条件、使用コストなどがあり、これらを把握する事が大変です。初めてのプレイでは、何がなんだかよく分からないまま終わってしまう事も。
ただ、カード使い方が分かってくると、使用したカード同士の相乗効果(コンボ)が発生して、より大きな効果を得る事が出来、最終的にゲームを有利に進める事が出来ます。これがこのゲームの一番の醍醐味の様に感じました。
リプレイ性・やりこみ要素がすごいゲーマーズゲーム
カードは全部で200枚以上ありますが、1ゲームで、自分の手元にランダムで配られるカードは、30枚くらいでしょうか。その内、使用するカードはもっと少なくなります。
また、ゲームスタート時、プレイする企業を選ぶのですが、選んだ企業により能力が変わってきます。
これらの組み合わせを考えると、ものすごい数の組み合わせになり、毎回違った展開が楽しめるのも、このゲームのリプレイ性を生む理由だと思います。
発売から2年たっても、未だにゲーマーズ向けのボードゲーム会でよく動いているので、その人気の高さは疑いようがありません。
好き嫌いが分かれるゲーム
どんなゲームでも当然好き嫌いは出ますが、このゲームは比較的そっちよりのゲームと言えます。その為、高い評価だけ見て買う事はあまりお勧めしません。
実際にプレイして、これは面白いと思ったら、末永く出来るゲームになると思います。
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パンデミック
仲間と協力して、ワクチンを作成して人類をウイルスから救うゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4320 協力系ゲームといったらパンデミック
協力ゲームの代表作で他にもいろんな派生品が登場している人気ぶり。
今までゲームと言えば、対戦ゲームでしょうと言う人にとっては、協力して全員で勝利を目指すシステムに斬新さを感じる事でしょう。
交流会では、何度も動いていますが、一度も人類が勝利した事はありません。ゲーム上ですが、何度も人類は絶滅していますw
とは言え、このゲームは難易度を調整出来ますので、一番簡単な難易度でプレイすれば、ほぼクリアできるでしょう。ただ、簡単だとゲームとしてはあまり面白くない為、難易度MAXでいつもやっています。
協力ゲーム故のデメリット
協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。それは、ゲームの習熟度の違うプレイヤー同士で一緒にプレイした場合顕著に出ます。
特に、経験者の中で「声の大きな仕切りたがり」がいると、初心者は言われたままになり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。
その為、一緒にプレイするメンバーに恵まれたり、いろんな状況によってゲームの面白さ(評価)がかなり前後すると思います。
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ドミニオン
自分だけのカードデッキを構築して、より多くの領土を獲得するゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4860 ボードゲーム関連タグ
デッキ構築系ボードゲームの先駆者とも言えるボードゲーム(カードゲーム)
拡張版も沢山出ており、基本セットと拡張版を組み合わせれば、好きな人なら一生遊べるボードゲームと言っても過言ではありません。
基本男性向けと言えるゲームなので、男性からの受けは抜群に良いです。男性の方は、ドミニオン中毒にご注意くださいw
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チケット・トゥ・ライド
一番多くの都市を鉄道で繋いだプレイヤーが勝ちとなる鉄道王を目指すゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 5人 小売価格 ¥6480 ボードゲーム関連タグ
都市と都市を鉄道で結んで旅行気分
ゲームの目的は、「多くの都市と都市を、線路で結ぶ事」と言うとても分りやすい設定で、初めての人でも遊びやすいルールになっています。
長い路線を結ぶほど得点が高いのですが、他のプレイヤーの妨害などもあり、簡単にはいきません。それでも、長い路線をつないだ時の達成感はひとしおです。
想像力豊かな人なら、ゲームを通じて、ちょっとした旅行気分を味わえるかもしれません。
ボードゲーム初心者の方や、ミドルゲームのエントリーゲームとしてお勧めです。
2~5人用ですが、エキサイティングなゲームを楽しむには、4人以上。理想は5人プレイです。