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フォグサイト
霧の立ち込める遺跡の中から仲間と協力して脱出する推理ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2-4人 推奨人数 人 小売価格 ¥3850 何度も遊びたくなるリプレイ性の高いゲーム
探検家の脱出を妨害する「遺跡側」1名と、遺跡から脱出する「探検家」チーム1~3名に分かれてプレイするのですが、どちらの役割でプレイするかで、ゲーム性は全く違います。
また、同じ探検家をプレイする場合でも、「遺跡側」のプレイヤーや、探検家(仲間)のプレイヤーが変わるだけで、一味違ったゲーム展開になり、何かいもゲームできます。
本当に霧の中を進んでいるようなシステムが秀逸
「探検家」は、霧の立ち込める遺跡の中で、自分の場所はもちろん、仲間の場所も分からない状態でゲームが始まります
その中で、1歩1歩手探りで進んでいくゲームシステムが、本当に霧の中を進んでいく感覚になり、とても秀逸なシステムだと感じました。
探検家側は、プレイ後の疲労感が高い
探検家は、与えられた情報を元に自分たちのいる場所を推理していきます。
「遺跡側」のプレイヤーが上手であるほど、ゲームは終盤までもつれます。そして、終盤に行くほど、情報量が増えていき、かなり頭を使う事になる為、ゲームが終わった後は、重ゲーをプレイした後の様な疲労感を感じる事があります。
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赤ずきんは眠らない
狼と赤ずきんをテーマにした子どもと一緒に楽しめる心理ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 3-6人 推奨人数 4-5人 小売価格 ¥2198 ボードゲーム関連タグ
馴染みのあるテーマとシンプルなルールで誰でも遊べる
誰もが知っている「赤ずきん」という童話がテーマになっており、「オオカミ側」は、赤ずきんを襲う事を目的にして、「赤ずきん」側は、オオカミに襲われないようにするというとてもシンプルで分りやすいルールになっています。
その為、ボードゲーム初心者や小学生低学年くらいの子どもも一緒に遊べる数少ないゲームとなっています。
アートワークが可愛い
パッケージ(箱)やコンポーネント(カードやトークン)のアートワークやデザインが可愛くて、それだけで、ゲームの楽しさをアップさせてくれます。
心理戦の為、好き嫌いが分かれる
ゲームのジャンルは、「心理戦」になる為、ブラフや駆け引き、読み合いがメインになります。
その為、こういったジャンルが苦手な人は、とことん向いていないゲームになります。
シンプルに全振りしている為、ボドゲーマーには物足りなさも
遊びやすさに全振りしているゲームの為、どこか物足りなさを感じる部分もあり、何度も遊ぶという類のゲームにはなりにくいです。
その為、ボドゲーマー間で遊ぶ場合は、重ゲームの合間や、アイスブレイクとしてのゲームに良いかもしれません。
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タイムボム
ボマーが仕掛けた爆弾の解除を目指すスリリングな招待隠匿ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2-8人 推奨人数 4-6人 小売価格 ¥2200 パーティーゲーム寄りの招待隠匿ゲーム
「アヴァロン」や「人狼」とはまた一味違い、バチバチの心理戦がある招待隠匿ゲームというよりは、招待隠匿要素や心理戦もあるパーティーゲームに近い感じです。
ゲームのテーマも分りやすく、ルールも比較的シンプルなので、招待隠匿ゲームが苦手な方でもお勧めできると思います。
ゲームのテーマや目的と招待隠匿の相性が良い
表向きは全員、爆弾解除を目指して動きますが、中には悪側(ボマー団)が紛れており、「この動線は切った方がよい」とか「切らない方がよい」など、ミスリードをしてきます。
間違った線を切ると爆発して、一発で正義側(時空警察)が負けになる為、この緊張感と誰を信じて良いか分からない疑心暗鬼の状態が、このゲームの面白さの神髄です。
少人数からも楽しめる招待隠匿ゲーム
招待隠匿ゲームは、最低5人以上はいないとプレイ出来ないものがあり、楽しむ場合は、もっと多くの人数が必要な場合があります。
かたや「タイムボム」は、2名からプレイ出来、4人でも十分楽しめる為、かなりハードルの低い招待隠匿ゲームとして重宝します。
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コルト・スーパー・エクスプレス
特急列車の上で繰り広げられる盗賊たちのドタバタ、サバイバルゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 3~7人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥2200 ボードゲーム関連タグ
コルト・エクスプレスのライト版
数年前に、ドイツ年間ゲーム大賞に輝いた「コルト・エクスプレス」のライト版で、ゲームの良いところは残しつつ、より手軽に誰でも、短い時間で遊べる様になりました。
計画通りに事が運ばず珍プレーが発生
「銃を撃つ」「移動する」「昇るor降りる」といったアクションを事前計画して、1つずつ順番に処理をするだけのシンプルなゲームですが、他のプレイヤーの行動によって、思った通りの行動にならず、珍プレーが発生して、爆笑が起こる事も。
プレイヤー人数も最大7人まで出来、ルールも簡単なので、パーティーゲームとしておススメ出来ます。
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こねこばくはつ
「こねこばくはつ」を押し付け合うロシアンルーレット的なおばかカードゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★☆☆☆☆ プレイ時間 15分以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 3~5人 小売価格 ¥2800 パーティーに持ってこいの「ゆるかわバカゲー」
ルールは全然違いますが、ゲーム感は、私の好きな「ノイ」に似ていて、ジョーカー的な「バクダン」カードを、他のプレイヤーに押し付け合うゲームです。
テンポも良くて、サクッと遊べてしまう為、ボードゲーム初心者が多いパーティーや、重ゲーなど、頭を使うゲームの合間に、遊ぶゲームとして最適です。
また、カードに書かれているキャラも「ゆる可愛系」で癒される為、男女問わず盛り上がるゲームです。
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レジスタンス
レジスタンス(反乱軍)の中から裏切り者を見つけ出し勝利を目指す招待隠匿ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 5~10人 推奨人数 6~8人 小売価格 ¥ 「レジスタンス:アヴァロン」の下位互換
「レジスタンス」の上位互換が「レジスタンス:アヴァロン」と言った方が正解ですが、基本的なゲームシステムはほぼ同じの為、ゲームとしては「アヴァロン」同様面白いです。
ゲームは面白いがコンポーネントに難がある。
もう一度言いますが、ゲームとしては面白いです。ただ、決定的に劣っているのは、「コンポーネント」です。これが致命的に悪い(分かりにくい)ため、買うなら上位互換の「アヴァロン」にしましょう。
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凶星のデストラップ
ある惑星を舞台に救助が来るまでエイリアンから生き延びるサバイバル非対称ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~7人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥3080 エイリアン(1人)VS人類(他のプレイヤー)の非対称協力ゲーム
逆スコットランドヤードと言ったところで、エイリアン(追いかける側)が一人で、人類(逃げる側)が複数の非対称協力ゲームです。
協力ゲームと言っても、各プレイヤーは各々好きなように行動出来るので、協力ゲームが苦手な人にもおススメ出来ます。
エイリアンと人類との心理戦(駆け引き)が楽しい
毎ターン、惑星内のどこに行くかを決めるのですが、エイリアンも同じように、どこに行くかを決めます。その時、エイリアンと遭遇(バッティング)すると、ライフのような物が減っていき、無くなるとエイリアン側の勝ちになります。
人類はエイリアンが来なさそうな場所へ。エイリアンは人類が行きそうな場所へ。お互いの思惑が複雑に絡み合う心理戦がとても楽しいです。
エイリアン側と人類側どちらをプレイするかでゲーム性が変わる
非対称系のゲームでよくある事ですが、同じゲームでも役割が違うと、かなり違うゲーム性となります。
私はスコットランドヤードでは、「警察側」が好きですが、このゲームでは、「人類側」の方が好きです。人それぞれ好き嫌いはあるので、一度は両方の役割でプレイすることをお勧めします。
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スコットランドヤードー東京
東京都の刑事となり、仲間と協力して「怪盗X」を捕まえるボードゲーム版「警泥」
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 2人 小売価格 ¥4950 ボードゲーム関連タグ
ボードゲーム版「警泥」
小学生の頃に、「警察」と「泥棒」に分かれて鬼ごっこのような遊びをしたことがあるかもしれませんが、「スコットランドヤード」は、まさにボードを舞台にした「警泥」言えます。
リアル版「警泥」は、どちらかと言えば体力勝負ですが、ボードゲーム版「警泥」は、まさしく犯人との頭脳戦が楽しめます。
非対称協力ゲームだが、2人プレイがお勧め
警察側は、チーム(最大5人)で協力することが出来ますが、ゲームの習熟度が違うプレイヤーが同じチームになると、置いてきぼりのプレイヤーが出てきて、最終的に思考停止=ゲームに参加しない状態になります。
これは協力ゲームの常ではありますが、決定的な欠陥にもなりえます。
また、「怪盗X」側は、1人で孤独な戦いを強いられるため、プレイヤーによってはなかなか辛いかもしれません。
その為、このゲームは「1対1」の2人プレイがもっとも面白いゲームと言えるでしょう。(※8.2点は2人プレイの点数)
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デセプション 香港殺人事件
香港で起きた殺人事件を、犯人と刑事に分かれて戦う正体隠匿ゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 4~10人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥4400 プレイ感としては、「インサイダー」と「アヴァロン」を合わせた様なゲームシステムです。
正義側(捜査官側)は、ゲームマスター(法医学者)のヒントを基に、「犯人」「証拠品」「犯行手段」を暴いていきます。
悪側(犯人と共犯者側)は、ゲームマスターのヒントを上手く他へ誘導して、操作をかく乱せます。
目撃者は、人狼で言う「占い師」、アヴァロンで言う「マーリン」の様な役目で、かなり重要な役割を担います。
人狼の様な「脱落」は発生せず、「インサイダー」の様に「ゲームマスター」もゲームに参加できるので、ゲーム終了までプレイヤー全員が楽しめます。
また、正体隠匿ではありますが、「人狼」ほど、心理戦は発生しない為、終わった後も、「人間不信」になると言った心配は少ない軽い正体隠匿ゲームと言えます。
人数は最大10人まで出来ますが、「6人」が一番楽しめるゲームでしょう。
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スカルキング
自分の勝ち数を予想する海賊をモチーフにしたトリックテイキングゲーム
ボードゲームの基本情報
難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥2180 個人的には、トリテとして一番好きなゲームです。交流会でも一番動くトリテゲームです。
基本的なルールは「トリックテイキング」ですが、最初に、何勝するかを宣言する必要があり、このルールがゲームの奥深さを演出しています。
最初に宣言した勝利数より多くても、少なくてもダメなので、「1勝」と宣言した人は、1回は勝ちたいけど、1回勝ってしまうと、後のゲームでは、全て負けなければいけないという辛さがあります。
「負けるのなんて簡単じゃない?」と思うかもしれませんが、全員が負けたい状況の時に負ける事は簡単ではありません。
ただ沢山勝てばいいなら、カード運に大きく左右されますが、このゲームは、カード運以上に、勝負勘や読み合いなどが物を言うゲームです。