ボードゲームランキング(ヘビー、重たい系)|ボードゲーム一覧

  • ブラス(BRASS):バーミンガム

    イギリスの産業革命時代に効率よく生産、貿易をして、多くの富と名声を上げるゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★★☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3人
    小売価格 ¥8200

    コメント

    ボードゲームギーク(BGG)ランキング堂々の3位

    世界的なボードゲームメディア「BGG」で2020年10月時のランキングが「3位」の超人気ボードゲーム。

    1位と2位は、「レガシー系(一度遊んだら終わりの)ゲーム」の為、実質対戦ボードゲームとしては、世界第1位といっても過言ではないボードゲームです。

     

    ボードゲーム初心者にはおススメ出来ない、ゲーマーズゲーム

    重ゲーの宿命ですが、初めてやるときは、正直「何をどうしたらよいのやら」という感じです。まずは、黙って1ゲームやってみる事をおススメします。

    ボードゲームをそれなりに経験している人は、ゲーム中盤頃に、このゲームの趣旨が分かってくるようになります。分かれば、このゲームの面白さに気付くはず。

    ただ、ボードゲーム初心者には敷居が高く、評価が高いからと言って、うかつに手を出すのは危険です。

     

    「ブラス:ランカシャー」の亜種

     

    同じ「ブラス」で、「ブラス:ランカシャー」がありますが、マップが違ったり、細かなルールの変更点はあるにせよ、基本的なルールは同じ。

    その為、「ブラス:ランカシャー」を持っている方は、新たに購入するかは迷いどころです。よっぽど「ブラス」が好きな方は購入しても良いですが、そうでなければ、「ランカシャー」で良い様に思います。

    ただ、どちらも持っていなければ、「バーミンガム」を購入する事をおススメします。(2020年10月時点では、バーミンガムはプレミア価格になっている為、正規価格でブラスをやりたければ、「ランカシャー」でも良いと思います。)

    ブラス(BRASS):バーミンガムをアマゾンで購入

  • オルレアン

    フランスの都市、オルレアンの貴族となり、町の発展に寄与して、財を築いていくゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格

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    運と戦略のバランスが悦妙なバックビルディングゲームの代表作

    バックビルディングのシステムを取り入れているゲームと聞くと、ここ最近では、「クアックサルバー」が人気ですが、ルールがシンプルで手軽にできる反面、かなり引き(運)に左右される感じは否めません。

    もちろん、オルレアンも引き(運)に左右されますが、得点を稼ぐ手段が複数用意されており、自分のマイボードを拡張していく要素もあり、運と戦略性のバランスが担保されています。

    運ゲーはあまり好きではないけど、ガチガチのストラテジーゲーもあんまりという方に、とてもお勧めなゲームです。

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  • エバーデール

    動物たちが暮らすメルヘンな世界を舞台にしたワーカープレイスメント

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥8580

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    「フードデイ」の無い「ゆる~い」ワーカープレイスメント

    ワーカープレイスメントと言えば、「アグリコラ」「トゥオルキン」などでおなじみ「フードデイ」があるのが多いと思います。

    この仕組みが、ワカプレの良い部分でもありますが、ボードゲーム初心者の方には、ちょっと辛い仕組みだったりもします。

    「エバーデール」には、この仕組みがない為、そういった苦しさはなく、「フードデイ」を気にしないでゲームを進めていく事が出来ます。

    「フードデイ」が無いと、ちょっと物足りないかなっとも思たのですが、そこは他の仕組みでしっかりカバーして、面白く仕上げいます。

     

    アートワークとコンポーネントが素晴しい

    世界観の伝わるゲームボードや立体的な木のコンポーネント、木の実や丸太などの資源コンポーネントなど、プレイヤーの気持ちをワクワクさせてくれます。

    また、カードに描かれた可愛い動物たちの絵にも癒されます。

    カードの引きが、勝敗に大きく影響を及ぼすため、運要素は若干高めですが、ワープレ初心者や経験者どちらも楽しめる良作です。

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  • グルームヘイブン

    百戦錬磨の傭兵となり、仲間と協力しながら、いくつものシナリオクリアしていく超大作タクティクスRPG

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★★☆
    プレイ時間 3時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥33000

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    「〇年に一度」の超大作タクティクスRPG

    世界的なボードゲームサイト「ボードゲームギーク」で、長い間「ランキング1位」を記録している超話題作。

    RPGの世界を、高い完成度でアナログゲームで表現した作品。

    ⇒グルームヘイブンの詳しい記事を見る

     

    ゲームの面白さは折り紙付き

    このゲームにおける当サイトの「評価」は、純粋な面白さだけではなく、「ハードルの高さ」も含めた「おススメ度」となっているため、評価は実態よりも低いかもしれません。(誰でもおススメ出来るという訳にはいかないゲームなので)

    ゲームの面白さだけを考えたら、評価「8.7~8.8」は付けたいところです。

     

    当サイトでの「評価」を下げる5大要因

    ゲーム自体の面白さは素晴らしいですが、以下の5大要因を覚悟・クリアしないと、楽しくプレイする事はできません。

    「値段の高さ」「ゲームルールの把握及びインストの手間」「ゲーム準備の面倒くささ」「ゲーム中の処理の煩雑さ」「面子の確保」

    上記のハードルをクリアすれば、長い間、至福のボードゲーム体験を味わうことが出来るでしょう。

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  • ティカル

    探検隊のリーダーとなりジャングルに眠る遺跡を調査していくアドベンチャーゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥8717

    コメント

    探検×ボードゲームの素晴らしい相性

    大型のボードに沢山の調査隊を派遣して、遺跡を調査していくロマン溢れるアドベンチャーボードゲーム。

    ゲームシステムも秀逸ですが、なによりも「探検」というテーマがアナログのボードゲームと相性抜群。大きなボードをフルに活用して探検する気分を味わえます。


    ※写真は2016年特別版のティカル

     

    プレイ時間とダウンタイムは若干長め

    ゲームの面白さは言うことないですが、自分の手番でとるアクションの選択肢が多いため、長考になりがちです。

    その為、長考する事が多くなると、ゲームが長引き(プレイ時間は2時間を超えることも)、何よりも、ダウンタイムが長くなってきます。

    唯一の欠点はそこくらいですが、それでも面白さは揺るがないです。

    ※プレイ感はミドルゲーム並みですが、時間的には重量級になる場合もあるので、両方のカテゴリーに入っています。

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  • グレンモアII:クロニクルズ

    スコットランドを舞台に領地や富を拡大させていくパネルプレイスメント

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 3時間以内
    プレイ人数 2~5人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥9900

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    「カルカソンヌ」の起源になったパネルプレイスメントシステム

    「グレンモアII:クロニクルズ」の前作「グレンモア」は、世界的有名なゲーム「カルカソンヌ」のゲームシステムのアイデアになったともいわれています。

    私自身、「カルカソンヌ」はあまり好きではないのですが、このゲームはパネルプレイスメントの要素は大きいものの、拡大再生産的やリソースマネジメント的な要素もあり、「カルカソンヌ」とはだいぶ違うパネルプレイスメントとなっています。

     

    自分の庭が徐々に広がっていく楽しみ

    「カルカソンヌ」は共通の世界をベースに展開していきますが、「グレンモア」は、各プレイヤーのマイスペースを拡大していくので、他のプレイヤーに邪魔されることはありません。(Key flowerの様な感じです)

    とは言え、パネルは共通の市場にあるので、早い者勝ち。価値の高いパネルは各プレイヤーで奪い合いになります。

     

    ルールは比較的分かりやすく、戦略と運のバランスが絶妙。

    時間は結構かかりますが、ルールはとても分かりやすく、少しプレイすれば、ボードゲーム経験値が少ない人も比較的早く理解できると思います。

    また、思考性や戦略性は十分にありつつ、若干の運要素も絡んでおり、そのバランスは絶妙と言えます。

    さすがに、初心者向けではありませんが、重ゲーのエントリーゲームとしてかなりお勧めできます。

    グレンモアII:クロニクルズをアマゾンで購入

  • スピリット・アイランド

    精霊視点が新しい。侵略者から自分達の島を守り抜く協力ゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★★☆
    プレイ時間 3時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 1~4人
    小売価格

    コメント

    協力性と自主性のバランスが素晴らしい

    協力ゲームと言えば「パンデミック」が有名ですが、そういった協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。

    その理由は、一緒にやるメンバーの中に、「声の大きな仕切りたがり」がいると、他のプレイヤーの中で自分の意見が言えない人がいたり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。

    そんな中、「スプリット・アイランド」は、侵略者から島を守るという共通の目標はあるにせよ、自分が責任をもって守るエリアが決まっており、そのエリア内は、自分の裁量で好きなようにプレイできます。
    もちろん、ピンチになったら他のプレイヤーに助けを求める事もできます。

     

    ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸

    このゲームの面白い所は、ゲームのシステムもさることながら、ゲームのテーマやバックグラウンドが秀逸です。

    「カタンの開拓者」は島を開拓する事が目的で、「パンデミック」はウイルスから人類を守る事を目的としていますが、「スプリット・アイランド」は、島を開拓する入植者(侵略者)から自分達の島を守るという、まったく逆の視点から描いています。

    「カタン島」にもし精霊が住んでいたら、まさにこんな気持ちなんだろうなと思ってプレイできますw

     

    面白さは折り紙付きだが敷居は高いゲーマーズゲーム

    ゲームのルールは比較的複雑で、覚えることもたくさんあります。プレイ時間は、インスト込で3時間以上かかることも。
    また、ゲームクリアの難易度は非常に高く、常にカツカツの状態。協力ゲームだから他のプレイヤーに助けてもらいたいけど、他のプレイヤーも同じくカツカツで余裕がない。

    その為、ボードゲーム初心者にはおすすめ出来ないですが、ある程度の経験値があれば、協力ゲームがあまり好きではない人にも、これはお勧めできます。

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  • テラミスティカ:ガイアプロジェクト

    宇宙を舞台に繰り広げられる種族間の勢力競争を勝ち抜く拡大再生産ストラテジーゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★★☆
    プレイ時間 3時間以内
    プレイ人数 1~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥1100

    コメント

    世界的なボードゲームサイト「ボードゲームギーク」では常に上位に表示されているストラテジーゲーム。

    当サイトで、現在この順位に甘んじているのは、私自身がこのゲームのやり込みが足らない事と、若干人を選ぶゲームだという事。その為、私の評価次第で、順位が上がるポテンシャルはかなりあります。

     

    宇宙を舞台にしたゲームテーマが少年心をくすぐる

    やっぱり、男性は「宇宙」「銀河」という壮大な世界観が好きな人が多く、私もその中の一人です。

    ゲームシステムは「拡大再生産」やら「リソースマネジメント」といった他のボードゲームでもよく聞く要素がありますが、ゲームの目的やゲームテーマが違うだけで、やってることは似ていても、感じ方は大きく違いますね。

     

    最初に選ぶキャラクター特性がかなり出てくる

     

    「テラフォーミング・マーズ」や「サイズ(SCYTHE) - 大鎌戦役」と同じように、最初に選ぶキャラクター(種族)で戦略が大きく変わります。

    また、ラウンド目標やラウンド終了時の目標も、ゲーム毎にランダムで設定される為、それによってもキャラクター選びや戦略も変わってきます。

     

    とにかくやり込み要素が多く、運要素は無い為、実力差が顕著に出るザ・ゲーマーズゲームと言えます。

    このゲームを面白いと思ってくれる実力差の近い仲間が3人いれば、一生遊べるゲームかもしれません。

    それと、ゲームのシステムとして、プレイヤーへの直接攻撃がない為、平和的なゲームとも言えます。

    テラミスティカ:ガイアプロジェクトをアマゾンで購入

  • ウイングスパン

    プレイヤーは、鳥の愛好家となり、多くの種を見つける事を目的とした拡大再生産ゲーム。

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★☆☆
    プレイ時間 2時間以内
    プレイ人数 1~5人
    推奨人数 4人
    小売価格 ¥7150

    コメント

    2019年ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパート賞を受賞した話題作の為、2019年11月現在、いろんなボードゲーム交流会で動いているのを目にします。

    ゲームのジャンルは、拡大再生産に入り、マイボードを育てていくと、特殊効果が発生して、1アクションによって得られる効果が大きくなっていきます。

    このゲームの素晴らしさは、ゲームシステムはもちろんの事、アートワークの美しさやコンポーネントの秀逸さだと言えます。

    野鳥カードは、170種類あり、鳥の愛好家は、このカードに書かれている鳥の絵を眺めているだけでも、楽しめるのではないでしょうか。

    また、ボードゲームの多くは、初心者が経験者に勝つことは難しいですが、このゲームは、初めてでも経験者に勝つ事が出来ます。

    数回プレイした感じでは、運要素は比較的高めな感じを受けました。

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  • ブラス(BRASS):ランカシャー

    イギリスの産業革命時代に効率よく生産、貿易をして、多くの富と名声を上げるゲーム

    ボードゲームの基本情報

    難易度 ★★★★☆
    プレイ時間 3時間以内
    プレイ人数 2~4人
    推奨人数 3~4人
    小売価格 ¥14980

    コメント

    ルール難易度はかなり高く、ゲーマーズゲームと呼べる白物。

    1ゲーム、前半(運河の時代)と後半(鉄道の時代)にフェーズが分かれており、前半をやってみて、やっとゲームのルールが飲み込める感じ。

    私も面白さが分かったのは、2ゲーム目からで、1ゲーム目は、「こんなもんか」と言った印象です。

    このゲームのポイントは、「イギリスの産業革命の時代」というテーマ性がしっかりしている事。そして、コンポーネント(ボードやカードのデザインなど)がとても雰囲気がある事です。

    また、今まで何百という数のゲームをやってきましたが、ゲームデザイン(ゲームルール)が、ありそうであまりない事もポイントです。

    ある程度ボードゲームを経験すると、このゲーム「カタンぽいっ」「カルカソンヌぽいっ」と何かしら似たゲームが出てくるのですが、ブラスはこれと言ったゲームがありません。(ゲーム経験がまだまだかもしれませんが)

    そういった新鮮さも面白いと感じたポイントかもしれません。

    ブラス(BRASS):ランカシャーをアマゾンで購入