ライトとヘビーの中間の重さのランキングです。 ミドルゲームの明確な定義はないですが、ゲームのプレイ時間は、1時間前後で、インストも15分以内で出来るゲームを定義とします。
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1位:カタンの開拓者
カタン島という未開の地を開拓してくロマン溢れるボードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.7点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 4人 小売価格 ¥4104 ボードゲーム関連タグ
世界で一番売れているボードゲーム(諸説あり)
ボードゲームの歴史は「カタン以前」「カタン以後」と言われるくらい、近年のボードゲームに大きな影響を与えた伝説的ゲーム
こんなゲームが面白くないわけがありません。
カタン島が発展していく様がワクワクする
ゲームの舞台は「カタン島」と言われる無人島。ここに上陸したプレイヤー(開拓者)は、島の資源を使って、道を作り、開拓地や都市をつくり、島をどんどん開拓していきます。
盤面上に道が出来て、開拓地が建設され、「カタン島」徐々に発展していく様は、見ていてワクワクします。
ボードゲーム初心者の方にいきなり進めてもOKですが、やっぱりミドルゲームのエントリーゲームとしてお勧めです。
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2位:宝石の煌き
宝石商人を疑似体験。宝石を売り買いして、目指せNo1宝石商人!
ボードゲームの基本情報
評価 8.6点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 4人 小売価格 ¥5400 拡大再生産ゲームの代表作
拡大再生産とは、儲かった利益を再投資して、さらに多くの利益を獲得するプロセスを言います。
「宝石の煌めき」は、宝石チップを集めて、「宝石カード」が購入するのですが、購入した「宝石カード」が、次回購入すると時、宝石チップの代わりとなる為、ゲームが進んでいくと、徐々に資産が増えていく快感が味わえます。
ルールも簡単、時間も30分程度で、戦略的要素もあり、拡大再生産系のゲームとして、ここまでシンプルにまとまったゲームは貴重だと思います。
ボードゲーム初心者の方、ミドルゲームのエントリーゲームとして一番お勧めなのがゲームと言えるでしょう。
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3位:プロジェクトL
パズルを解く達成感とコンボが気持ち良い拡大再生産ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.6点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4400 拡大再生産ゲームの模範的ゲーム
「拡大再生産」のメカニクスを採用しているボードゲームは数多ありますが、私の知っているミドル級のボードゲームの中では「宝石の煌めき」と双璧を成すくらい秀逸なボードゲームだと思います。
要するに、とても簡単に、かつダイレクトに「拡大再生産」の醍醐味が味わえるゲームと言えます。
ルールはシンプルかつ直観的で分かりやすい。だけど奥が深い
ベースは「テトリス」の様なピースを使って、パズルを完成させる為、直観的でとても分かりやすく、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べるます。
それでいて、「どんなパズルを選ぶのか?」「どんなピースを使って完成させるのか?」目先のパズルの完成だけでなく、先を見据えて、出来るだけ最善手を打っていく必要があり、とても奥が深いゲームです。
複数のパズルが同時に完成した時はとても快感
ゲームには、「52種類」のパズルがありますが、どれもそんなに難しい物はない為、難しいパズルを解いて「やったー」という達成感ではなく、いかに少ない手番で効率よくパズルを完成させるかが大事になってきます。
序盤は、手持ちのピースに限りがある為、地道にパズルを完成させる事になりますが、中盤以降は、手持ちのピースが増えてきて、上手く行けば、1度に3つのパズルを完成する事も可能です。この時の達成感や快感は、このゲームならではです。
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4位:レス・アルカナ(Res Arcana)
魔術師となり8枚のカードを駆使して戦うカードコンボゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.5点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥5500 ボードゲーム関連タグ
手札8枚で上手くカードコンボを作るのが楽しい
最初は「ドミニオン」の様な「デッキ構築ゲーム」かなと思っていましたが、プレイ感は「ギズモ」や「宝石の煌めき」に近い感じでした。
ただ、「ギズモ」や「宝石の煌めき」は、共通の場にあるカードを購入するのに対して、「レス・アルカナ」は、最初に配られた8枚のみ(ゲームスタート時は、その中の3枚)でプレイする所が違います。
ゲームが進んで行くと、カードコンボが繋がり、徐々に手元の資源が増えていく、拡大再生産ゲームの醍醐味が味わえます。
1時間+同ジャンルでは最高峰のゲーム
主観ではありますが、プレイ時間が約1時間前後で、「拡大再生産」「カードコンボ」系のゲームとしては、最高峰の充実感を味わえるゲームです。
時間に余裕があり、がっつりボードゲームをやりたい場合は、重ゲーを選ぶことが多いですが、1時間前後でもしっかりボードゲームやりたい感を味わいたければ、「レス・アルカナ」はその筆頭になると思います。
アートワークやゲームの世界感が素晴らしい
「ウィングスパン」「サイズ」「エバーデール」など、アートワークが素晴らしいゲームは、それだけでプレイヤーの気分を盛り上げてくれます。
「レス・アルカナ」も同様に、パッケージから、カードのデザインやトークンに至るまで、しっかり作り込まれており、カードのデザインを見ているだけでも、ワクワクしてきます。
初心者には少し難しい印象
ミドル級ゲームにしては、ルールも比較的複雑で、カードのアイコンも分かりにくい為、ゲームに慣れていない初心者にはちょっと難しいと感じました。また、1手の重みがかなりあり、1回のミスが致命的になる事も、ゲームのハードルを上げている様に思います。
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5位:チケット・トゥ・ライド
一番多くの都市を鉄道で繋いだプレイヤーが勝ちとなる鉄道王を目指すゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.5点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 5人 小売価格 ¥6480 ボードゲーム関連タグ
都市と都市を鉄道で結んで旅行気分
ゲームの目的は、「多くの都市と都市を、線路で結ぶ事」と言うとても分りやすい設定で、初めての人でも遊びやすいルールになっています。
長い路線を結ぶほど得点が高いのですが、他のプレイヤーの妨害などもあり、簡単にはいきません。それでも、長い路線をつないだ時の達成感はひとしおです。
想像力豊かな人なら、ゲームを通じて、ちょっとした旅行気分を味わえるかもしれません。
ボードゲーム初心者の方や、ミドルゲームのエントリーゲームとしてお勧めです。
2~5人用ですが、エキサイティングなゲームを楽しむには、4人以上。理想は5人プレイです。
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6位:アズール (Azul)
欲しいサイコロを揃えて高得点を狙うゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.5点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥6048 ボードゲーム関連タグ
初心者、上級者、男女問わず、多くの人から評判が高い数少ないボードゲーム。
「ドイツ年間ゲーム大賞2018の大賞作品」で、大賞をとったのも納得。
ルールは比較的簡単ながら、運、戦略性、駆け引きのバランスが良く、良い意味でジレンマを感じさせてくれる、今までありそうでなかったボードゲームです。
恐らく、ミドル級のボードゲームとして、宝石の煌めきと双璧をなすボードゲームで、持っていて損のないボードゲームだと思います。
また、ボードゲームのエントリーゲームとしても、とてもオススメなゲームです
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7位:パンデミック
仲間と協力して、ワクチンを作成して人類をウイルスから救うゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.4点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4320 協力系ゲームといったらパンデミック
協力ゲームの代表作で他にもいろんな派生品が登場している人気ぶり。
今までゲームと言えば、対戦ゲームでしょうと言う人にとっては、協力して全員で勝利を目指すシステムに斬新さを感じる事でしょう。
交流会では、何度も動いていますが、一度も人類が勝利した事はありません。ゲーム上ですが、何度も人類は絶滅していますw
とは言え、このゲームは難易度を調整出来ますので、一番簡単な難易度でプレイすれば、ほぼクリアできるでしょう。ただ、簡単だとゲームとしてはあまり面白くない為、難易度MAXでいつもやっています。
協力ゲーム故のデメリット
協力ゲームは意外に好き嫌いが分かれます。それは、ゲームの習熟度の違うプレイヤー同士で一緒にプレイした場合顕著に出ます。
特に、経験者の中で「声の大きな仕切りたがり」がいると、初心者は言われたままになり、思考停止する人が出てきたりで、結果、ゲームに参加できない=面白くないと言った感じになります。
その為、一緒にプレイするメンバーに恵まれたり、いろんな状況によってゲームの面白さ(評価)がかなり前後すると思います。
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8位:ハーモニーズ
動物たちの住みよい環境を構築していく箱庭系パズルゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.4点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 1-4人 推奨人数 2-4人 小売価格 ¥5940 ボードゲーム関連タグ
立体的なパズルが創造力を刺激する
自分のボードに、山岳、建物、樹木、水域、平野の地形を模したトークンを配置していくのですが、高さの要素もあり、自由度が高くなる分、かなり奥深いゲームとなっています。
勝負に負けても作っていく過程が楽しい
小さな限られたスペースではありますが、その空間に、自由に地形を想像でき、その環境にあった動物を住まわせられます。
ゲーム的には、上手に地形をつくって、効率よく動物を住まわせれば高得点がもらえますが、上手く行かなかったとしても、徐々に地形が出来て、動物たちが増えていく過程がとても楽しく感じます。
温かみのあるアートワークが癒される
最近のボードゲームはアートワークが秀逸なものが多いですが、ハーモニーも御多分に漏れず素晴らしいです。
動物カードに書かれているイラストも温かみのある雰囲気で、地形を表すトークンもゲームのテーマ性とあっており、ゲーム体験をより高みに引き立ててくれます。
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9位:ウイングスパン
プレイヤーは、鳥の愛好家となり、多くの種を見つける事を目的とした拡大再生産ゲーム。
ボードゲームの基本情報
評価 8.4点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 1~5人 推奨人数 4人 小売価格 ¥7150 2019年ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパート賞を受賞した話題作の為、2019年11月現在、いろんなボードゲーム交流会で動いているのを目にします。
ゲームのジャンルは、拡大再生産に入り、マイボードを育てていくと、特殊効果が発生して、1アクションによって得られる効果が大きくなっていきます。
このゲームの素晴らしさは、ゲームシステムはもちろんの事、アートワークの美しさやコンポーネントの秀逸さだと言えます。
野鳥カードは、170種類あり、鳥の愛好家は、このカードに書かれている鳥の絵を眺めているだけでも、楽しめるのではないでしょうか。
また、ボードゲームの多くは、初心者が経験者に勝つことは難しいですが、このゲームは、初めてでも経験者に勝つ事が出来ます。
数回プレイした感じでは、運要素は比較的高めな感じを受けました。
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10位:クランク
ドラゴンの巣窟からお宝を盗み出すデッキビルディング+ボードのアドベンチャーゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.3点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥5800 ドミニオンにボード移動要素を追加したアドベンチャーゲーム
デッキ構築にボード移動(RPG)要素が追加されただけで、ドミニオン好きだけじゃなく、ドミニオンはそんなにと思う人でも楽しめるアドベンチャーゲーム。
しかも、ただボードを移動するだけじゃなく、チキンレースの要素も含まれているため、「ワクワク感」だけじゃなく「ハラハラドキドキ感」も一緒に味わえます。
運の要素も高くなりドミニオンよりかなりライトなプレイ感
ドミニオンも運要素はありますが、初心者がやりこんでいる人に勝つのは難しいと思います。クランクは運要素がかなり高くなり、初心者が経験者に勝つことも十分ある為、いろんな人が集まるパーティーゲームとしてもおススメ出来ます。
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11位:ナイアガラ
滝に落ちない様に、川沿いの宝石を集めるゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.3点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 3~5人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥ ボードゲーム関連タグ
ゲームのテーマ性も分かりやすく、ルールも比較的簡単な事から、老若男女に問わず遊べるゲームです。
このゲームの素晴らしいところは、何よりも、ゲームの箱をコンポーネントの一部として使い、ナイアガラの滝を演出しつつ、1ラウンド終了ごとに、透明なアクリル板を使って、川の流れを再現しているアイデアだと思います。
より下流(滝に近い場所)に行けば、珍しい宝石を取れるチャンスがありますが、それと同時に、滝に落ちてしまう確率も高くなります。
勇敢に行くか?安全に行くか?この判断がとても難しく、面白いところでもあります。
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12位:ドミニオン
自分だけのカードデッキを構築して、より多くの領土を獲得するゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.2点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥4860 ボードゲーム関連タグ
デッキ構築系ボードゲームの先駆者とも言えるボードゲーム(カードゲーム)
拡張版も沢山出ており、基本セットと拡張版を組み合わせれば、好きな人なら一生遊べるボードゲームと言っても過言ではありません。
基本男性向けと言えるゲームなので、男性からの受けは抜群に良いです。男性の方は、ドミニオン中毒にご注意くださいw
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13位:キャプテン・ソナー
潜水艦の乗組員になり、チームで協力して、相手の潜水艦を撃破する対戦協力ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.2点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 6~8人 小売価格 ¥5940 ボードゲーム関連タグ
4対4のチーム対抗の対戦ゲーム
それぞれ、「艦長」「通信士」「機関士」「主任航海士」の役割があり、チームで協力して、相手の潜水艦を撃沈します。
使用するコンポーネントも秀逸で、相手の動きが分からない様にする為の「衝立」も含めて、潜水艦の乗組員になった気分を軽く味わえます。
チーム同士の会話も
「機関士」が「艦長、魚雷が使える様になりました。」と言ったり、
「通信士」が、「艦長、相手の居場所がある程度予測できました。」といったり、
「艦長」が、「よし、緯度〇緯度〇に魚雷発射」と言った感じで、かなりリアルな潜水艦の乗組員ごっこを楽しめます。
男性はかなり楽しめるテーマ設定になっており、6人から8人集まる事があれば、盛り上がる事間違いないでしょう。
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14位:スコットランドヤードー東京
東京都の刑事となり、仲間と協力して「怪盗X」を捕まえるボードゲーム版「警泥」
ボードゲームの基本情報
評価 8.1点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 2人 小売価格 ¥4950 ボードゲーム関連タグ
ボードゲーム版「警泥」
小学生の頃に、「警察」と「泥棒」に分かれて鬼ごっこのような遊びをしたことがあるかもしれませんが、「スコットランドヤード」は、まさにボードを舞台にした「警泥」言えます。
リアル版「警泥」は、どちらかと言えば体力勝負ですが、ボードゲーム版「警泥」は、まさしく犯人との頭脳戦が楽しめます。
非対称協力ゲームだが、2人プレイがお勧め
警察側は、チーム(最大5人)で協力することが出来ますが、ゲームの習熟度が違うプレイヤーが同じチームになると、置いてきぼりのプレイヤーが出てきて、最終的に思考停止=ゲームに参加しない状態になります。
これは協力ゲームの常ではありますが、決定的な欠陥にもなりえます。
また、「怪盗X」側は、1人で孤独な戦いを強いられるため、プレイヤーによってはなかなか辛いかもしれません。
その為、このゲームは「1対1」の2人プレイがもっとも面白いゲームと言えるでしょう。(※8.2点は2人プレイの点数)
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15位:ティカル
探検隊のリーダーとなりジャングルに眠る遺跡を調査していくアドベンチャーゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥8717 ボードゲーム関連タグ
探検×ボードゲームの素晴らしい相性
大型のボードに沢山の調査隊を派遣して、遺跡を調査していくロマン溢れるアドベンチャーボードゲーム。
ゲームシステムも秀逸ですが、なによりも「探検」というテーマがアナログのボードゲームと相性抜群。大きなボードをフルに活用して探検する気分を味わえます。
※写真は2016年特別版のティカルプレイ時間とダウンタイムは若干長め
ゲームの面白さは言うことないですが、自分の手番でとるアクションの選択肢が多いため、長考になりがちです。
その為、長考する事が多くなると、ゲームが長引き(プレイ時間は2時間を超えることも)、何よりも、ダウンタイムが長くなってきます。
唯一の欠点はそこくらいですが、それでも面白さは揺るがないです。
※プレイ感はミドルゲーム並みですが、時間的には重量級になる場合もあるので、両方のカテゴリーに入っています。
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16位:ダイスフォージ
ダイスを自分の思いのままに改造して勝利を目指すサイコロゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥6160 ボードゲーム関連タグ
ダイス(サイコロ)好きにはたまらないゲーム
自分のダイスを好きなように改造(カスタマイズ)していく「デッキ構築」ならぬ「ダイス構築」という新しいシステムが革新的なゲーム。サイコロを振ることが好きな人なら、間違いなく楽しめるゲームだと思います。
また、ダイスに重きを置いていますが、「カード購入」や「リソース管理」と言った要素もバランスよく含まれており、ダイスの一本足打法にはなっていないところも評価できます。
最終的にはやっぱりダイス運
当然ながら、最終的に「ダイス運」に左右されます。これは、ダイスを使うゲーム(「カタン」「モノポリー」など)の宿命でしょう。
その為、がちがちの戦略(ストラテジー)ゲームを求めている人にはお勧めしませんが、ダイス運だけでは物足りないけど、ちょっと戦略的な要素もあり、比較的ライトなゲームをお求めの方にはお勧めです。
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17位:コードネーム
仲間のヒントを基に、自分のチームのカードだけを当てるワード連想ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~8人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥3240 ボードゲーム関連タグ
チームに分かれて対戦するタイプのワード系協力ゲームです。
チーム内で協力するという事で、協力ゲームのカテゴリーに入れています。
基本は、2対2の2チームに分かれて、チーム内でヒントを出す側とヒントをもとにお題カードを当てる側に分かれます。そして、相手チームよりも早く自チームのお題カードを全て当てたら勝利となるワード系ゲームです。
ゲームとしてとても面白く、盛り上がるだけでなく、ルールも簡単で、人数調整も柔軟に出来る為、パーティーゲームとしてかなり重宝するゲームです。
役割分担(ヒントを出す側か回答する側か)で、ゲーム性が変わってくる。
チーム内で、ヒントを出す側とヒントをもとにカードを選ぶ側に分かれますが、どちらの役割を担うかで、ゲーム感がまったく違います。
野球で言うと、ヒントを出す側がピッチャーで、答える側がキャッチャーでしょうか。野球と同じように、ヒントを出す側の出来次第で、チームの勝利が大きく左右します。
やってみると分かりますが、ヒントを出す側はめちゃくちゃ難しいです。逆に回答する側は意外に気が楽です。
語彙力がない方がヒントを出す側になると、当人もチームもかなり苦しい思いをすることになる為、そこの役割分担は慎重に選ぶ必要があります。
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18位:サグラダ(Sagrada)
色とりどりのサイコロを使ってステンドグラスを完成させる新感覚パズルゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥6050 サイコロを使った新感覚パズルゲーム
袋の中からランダムで取り出したサイコロを振り、出た目のサイコロを使って5×4マスのボードに綺麗に並べていく運要素は高めのパズルゲーム。
マスによっては、「赤色」のサイコロしか置けなかったり、「4」の目しか置けないといった制約があり、その制約の中で、高得点を狙っていきます。
一番多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となりますが、負けたとしても見事ステンドグラスを完成した(すべてマスを埋めた)ときは、かなりの達成感を味わうことが出来ます。
フォトジェニック(写真映え)する美しいコンポーネント
色とりどりの綺麗なサイコロが並ぶ盤面は、まさにステンドグラス。ゲーム終了後は、写真を撮れば映える事間違いなし。
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19位:イーオンズ・エンド
モンスターから人類を守る為に戦う協力型デッキ構築ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8.0点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 1~4人 推奨人数 1~4人 小売価格 ¥5800 BGGでも評価が高いデッキ構築ゲームの協力版!
ドミニオンのデッキ構築ゲームシステムをベースに、共通の敵を協力して倒す、協力型デッキ構築ゲーム。
細かいルールは違いますが、やっている事はデッキ構築ゲームなので、このジャンルが好きな人は楽しめるはず。
逆にデッキ構築ゲームが好きではない人には、お勧めはできません。
システムとゲームテーマ・目的がかみ合っている
イーオンズ・エンドのゲームテーマや目的が「魔術師となって、敵モンスターから人類最後の拠点を守り抜く」と、シンプルで分かりやく、ゲームシステムともかみ合っている為、ゲームの世界観に入り込みやすいと思います。
ドミニオンは、ゲームテーマや目的が、あまりゲームシステムとかみ合っていない感じがして、そこが残念に感じています。
協力ゲームというジャンルをどう評価するか?
協力ゲームですが、各々裁量がある為、他プレイヤーの意見にそこまで左右はされないと思います。(ある程度自由にプレイできると思います。)
とは言え、協力ゲームなので、最終的に勝つか負けるかは、他人の行動に大きく左右される為、他人と勝負を競いたい人には向いていないと思います。
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20位:カルカソンヌ
引いたタイルを自由に配置して、道や都市などを作り、ポイントを増やしていくゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 2~5人 小売価格 ¥3800 ボードゲーム関連タグ
世界的に有名なボードゲームの王道
何故か一宮ボードゲーム交流会ではあまり動かないのは、代表である私があまり得意ではないからw
全体的に評価の高いゲームですが、好き嫌いが分かれるゲームとも言われています。
それでもルールが簡単で、ゲーム時間も手ごろ。何より、ゲームが進行するにつれ、徐々に世界が広がってくる事が視覚的に楽しめるのが人気です。
また4、5人プレイと、2人プレイとでは、かなりゲーム性が違うのも特徴。4、5人プレイは、かなり運要素が強いですが、2人プレイは、かなり戦略性の問われる戦いとなるでしょう。
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21位:ギズモ (Gizmos)
自分の装置が徐々にパワーアップしてコンボが連鎖していく拡大再生産ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥4536 ルールも簡単でボードゲーム初心者におススメ。これぞまさに拡大再生産ゲーム。
来年(2020年)の「ドイツ年間ゲーム大賞」を獲得しても不思議じゃない優良ゲームです。
コンポーネントも、プラスティック製のガチャボックスや、4色のカラフルなプラスティックボールが綺麗で、インスタ映えします。
何よりも、拡大再生産の特徴とも言える、ゲームが進むにつれやれる事が増えていく快感が癖になります。
似てるゲームとして、拡大再生産の代表作と言える「宝石の煌めき」がありますが、このゲームよりももっとライトなプレイ感になっています。
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22位:天下鳴動
戦国武将になって、より多くの城を手に入れる事を目指すエリアマジョリティ
ボードゲームの基本情報
評価 8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 30分以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥3180 運の要素と戦略性のバランスが絶妙
「エリアマジョリティ」系のゲームは、かなり頭を使う重たいゲームが多い印象ですが、天下鳴動は、サイコロの要素を上手く取り入れている為、運の要素と思考性のバランスが素晴らしいです。
また、合戦フェーズ(得点計算フェーズ)で、自軍が勝利したエリアの自軍駒が隣のエリアへ連鎖して増えていく(パンデミックのアウトブレイクの様な)仕組みがゲームをより面白くしています。
エリアマジョリティの入門ゲーム
サイコロをシステムに取り入れている為、プレイ感はかなりライトな感じです。ゲーム時間も、30分前後と短く、1ゲーム終わっても「よし、もう1回」となりやすく、1日に繰り返しできます。
その為、エリアマジョリティの入門ゲームとしてとてもおススメ出来ます。
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23位:マンハッタン
マンハッタンのビルを目指してビルを建築していくマジョリティゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.9点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥4620 ボードゲーム関連タグ
見た目も楽しめる写真映えするボードゲーム
ゲームが進んでいくと、ボード上に背の高いカラフルなビルが乱立していき、とても写真映えするゲームです。(下の写真は映える事を意識していない為、そんなに映えてませんが 汗)
その為、徐々にビルが建っていく様子を楽しむ事が出来ます。
ルールはシンプルだけど奥が深く長考してしまう傾向に
1994年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したゲームだけあって、古いゲームでありながらゲームシステムは秀逸です。
ビルを建てていき、そのエリアのマジョリティを競うのですが、それが実に悩ましい。考え出すときりがないですが、長考が増えると、ゲームのテンポが悪くなり間延びする原因にも。
ただ、テンポ良く進めば、とても楽しいエリアマジョリティゲームが楽しめます。
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24位:逃げゾンビ: リローデッド
ゾンビはびこる街から生きて脱出するサバイバルパーティーゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.9点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4人 小売価格 ¥6600 ボードゲーム関連タグ
ゲームの目的、ルールが分かりやすくて遊びやすい
パーティーゲームにはとても大事な要素ですが、「ゾンビと戦い、時には逃げて、生きて街から脱出する」という目的は、多くの人が理解しやすく、すんなりゲームの世界観に入り込めます。
また、目的と合わせて、ゲームルールもサイコロをメインに使ったシステムで、運要素多めのシンプルなルールになっており、ボードゲーム初心者や小学生などから誰でも楽しめる内容となっています。
ワイワイ、ハラハラ出来るバカゲー!
ゲームが進んでくると、多くのプレイヤーのボードには、ゾンビがワラワラ沸いてきて、一歩ずつ前進してくるのですが、自分に余裕があるときは、その光景がなんとも可笑しくてたまりません。
ただ、自分のボードにゾンビが沢山いると、そんな余裕はありませんがw
運要素が多い為、あまり戦略的なゲームではありませんが、ゲームテーマとサイコロのシステムは相性が抜群で、出目が起こすいろんな奇跡に、一喜一憂出来るかもしれません。
6人までプレイ出来ますが4人がお勧め!
最大6人までプレイできて、多くの人数でやった方が盛り上がりそうですが、ダウンタイムが気になる為、基本は4人プレイがお勧めです。
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25位:ディクシット(Dixit)
手札の中にある絵に「お題」を付けて、その絵を当てるゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 3~6人 推奨人数 4~6人 小売価格 ¥4860 ボードゲーム関連タグ
老若男女誰でも楽しめますが、特に女性から評判の良い数少ないボートゲームです。(ボートゲームは男性向けが多いので)
交流会では、ボートゲーム初心者の女性がいれば、ディクシット(Dixit)はよく遊んでいます。
感性の豊な人やユーモアのある人がプレイヤーの中にいるとより盛り上がります。
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26位:エルフェンランド
エルフの世界をいろんな乗り物を使って旅して、より多くの国を訪れるゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4人 小売価格 ¥3800 ボードゲーム関連タグ
エルフの国をいろんな乗り物「気球、ドラゴン、ユニコーンなど」を使って旅するというファンタジー溢れてるテーマ性がこのゲームの特徴です。
カタンと同じく、4人プレイ以上の場合は2時間近くかかる場合がありますが、ルールは比較的簡単で、運要素もそこそこあり、どこか重さは感じられない為、ミドル系ゲームのカテゴリーに入れています。
基本的に他のプレイヤーと争う事はなく、どちらかと言えば、協調する方が有利になるゲームなので、初心者や女子、争いごとが嫌いな人でも受け入れられるゲームです。
最終的に、プレイヤー同士で勝敗が付きますが、世界観にはまれば、勝敗は関係なく楽しめるゲームです。
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27位:モノポリー
ビジネスや不動産に投資して、富を独占するすごろく型ボードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★★★☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~6人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥3700 代表がボードゲームにハマるきっかけになったボードゲームで、お気に入りボードゲームの中で10本の指に入るゲームです。また、一宮ボードゲーム交流会を立ち上げる切っ掛けをくれたのもモノポリーでした。
世界的に有名なボードゲームで、ボードゲームに詳しくない人にとっては、「カタンの開拓者」よりも、「モノポリー」の方が知名度が高いかもしれません。
初対面同士にはおススメ出来ないゲーム
モノポリーは一人勝ちのゲームであることから、勝者1人が喜び、それ以外のプレイヤーは、悔しかったり、失望感を味わうゲームです。
交流会の様に、初対面で、経験値もまちまちのメンバーとやるのはお勧めしませんが、ゲームとしてはとても面白い為、気の知れた仲間同士でやるか、本当にガチで勝負にこだわりたいメンバー同士ならお勧めできます。
なお、時間は2時間程度かかりますが、ルールは比較的シンプルで、運要素も大きいため、ミドル級ゲームのカテゴリーに入っています。
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28位:街コロ
街にいろんな施設を建てて発展させていく拡大再生産ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥3600 ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた日本人デザイナーのボードゲーム。
プレイ感としては、「カタンの開拓者」のゲームシステムをカードで表現して、より初心者向けにした感じです。
その為、運の要素も強くなっており、かなり運ゲーに近い感じを受けましたが、誰でも手軽に楽しめるゲームに仕上がっています。
自分の街(手札)が少しずつ発展(充実)していき、徐々にお金が入りだす快感は、拡大再生産ゲームの醍醐味です。
「カタンの開拓者」と比べるとちょっと物足りないと感じるときもありますが、「カタンの開拓者」ほど、時間がかからず、手軽に遊べるゲームとしてお勧めです。
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29位:スペースベース
宇宙基地の司令官となり、ダイス運と戦略で、勝利を勝ち取る拡大再生産ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.8点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4人 小売価格 ¥4620 ゲーム性としては、「街コロ」に近く、テーマ性を「宇宙」にした感じです。
「街コロ」も良く出来たゲームですが、かなりサイコロの出目(サイコロ運)に左右されると言う欠点があります。
「スペースベース」は、「街コロ」の欠点を改善するシステムを取り入れた事により、「サイコロ運が悪くて、やりたい事が出来ない」と言った事がかなり減り、「運」と「戦略」のバランスがとても良いゲームとなりました。
私の中では、「街コロ」の上位互換的なポジションなので、「初心者」「経験者」いろんな方におススメ出来るゲームです。
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30位:凶星のデストラップ
ある惑星を舞台に救助が来るまでエイリアンから生き延びるサバイバル非対称ゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.7点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~7人 推奨人数 4~5人 小売価格 ¥3080 エイリアン(1人)VS人類(他のプレイヤー)の非対称協力ゲーム
逆スコットランドヤードと言ったところで、エイリアン(追いかける側)が一人で、人類(逃げる側)が複数の非対称協力ゲームです。
協力ゲームと言っても、各プレイヤーは各々好きなように行動出来るので、協力ゲームが苦手な人にもおススメ出来ます。
エイリアンと人類との心理戦(駆け引き)が楽しい
毎ターン、惑星内のどこに行くかを決めるのですが、エイリアンも同じように、どこに行くかを決めます。その時、エイリアンと遭遇(バッティング)すると、ライフのような物が減っていき、無くなるとエイリアン側の勝ちになります。
人類はエイリアンが来なさそうな場所へ。エイリアンは人類が行きそうな場所へ。お互いの思惑が複雑に絡み合う心理戦がとても楽しいです。
エイリアン側と人類側どちらをプレイするかでゲーム性が変わる
非対称系のゲームでよくある事ですが、同じゲームでも役割が違うと、かなり違うゲーム性となります。
私はスコットランドヤードでは、「警察側」が好きですが、このゲームでは、「人類側」の方が好きです。人それぞれ好き嫌いはあるので、一度は両方の役割でプレイすることをお勧めします。
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31位:カルバ(Karuba)
ジャングルの中に眠る神殿を目指して競争するアドベンチャーゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.6点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 2~4人 小売価格 ¥5780 ボードゲーム関連タグ
老若男女誰でも楽しめる「HABA」が作ったパネルプレイスメントゲーム
ルールも簡単で、ゲーム時間も30分~45分程度とちょうどいい長さ。
また、運の要素と指向性のバランスも良いため、さすが、老若男女問わず誰でも楽しめるゲームを多く輩出している「HABA」のボードゲームと言えます。
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32位:バザリ
他のプレイヤーの裏をかいたり、上手く交渉して、東洋の市場で一番の宝石商を目座す
ボードゲームの基本情報
評価 7.6点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 1時間以内 プレイ人数 2~5人 推奨人数 4人 小売価格 ¥3850 ライトな交渉が楽しめるゲーム
交渉要素のあるゲームはたくさんありますが、結構重たいゲームになりがちです。
バザリは、交渉要素が含まれているゲームとしては、ライトな感じで、「交渉」するの好きだけど、あんまり重たくなるのは嫌だと言う方にお勧めです。
バッティングの読み合いが楽しい
このゲームのもう一つ要素として、「バッティング」があります。
有名なバッティングゲームと言えば、「ハゲタカの餌食」がありますが、他のプレイヤーとバッティングしないように、腹の読み合いがとても楽しいです。
新しさや新鮮味はあまり感じない
ゲームをやってみて、面白いんですが、若干地味な感じは否めなく、ゲームとしての新しさや新鮮味はあまり感じません。
「バッティング」「交渉」「すごろく」といろんな要素がバランス良くまとまっていますが、何か1つ足りないといったところを感じました。
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33位:アイランド(SURVIVE)~アトランティスからの脱出~
沈みゆく島から生きて財宝を持ち帰る脱出サバイバルボードゲーム
ボードゲームの基本情報
評価 7.6点/10点中 難易度 ★★☆☆☆ プレイ時間 2時間以内 プレイ人数 2~4人 推奨人数 3~4人 小売価格 ¥5200 1982年に発売された超名作ゲーム
めちゃくちゃ沢山あるボードゲームの中で、発売から何十年たっても、未だに遊ばれ続けているボードゲームは多くありません。アイランド(SURVIVE)は、まさに数少ないその1つと言えるでしょう。
そんな昔のゲームであるにもかかわらず、古さをあまり感じさせず、これが40年近く前に作られたのかと思うと、驚きさえ感じます。
ゲームテーマがボードゲームと相性抜群
「沈みゆく島から生きて脱出する」というシンプルで分かりやすいゲームテーマはボードゲームとの相性抜群。
徐々に島が沈んでいき、近海には「サメ」や「クジラ」や「海龍」といった凶悪生物がウヨウヨ泳いでいる中、「サメに食われる~!」とか「クジラが来るぞ~!」と言いながら、みんなでワイワイ楽しめます。
「個人攻撃」がある為、プレイヤーを選ぶ
沈める「島タイル」や近海で泳ぐ「サメ」や「クジラ」などの生物は、ランダムではなく、プレイヤーが意図をもって動かします。
その為、特定のプレイヤーを攻撃しようという事も出来ます。そういったシステムは、最近のゲームでは少ないですが、昔のゲームならではかもしれません。
これによって、プレイヤー間で「ヘイトが溜まる(険悪になる)」可能性もあります。
「殴り合い上等」「やられたらやり返す」的な好戦的な人や、そんなこと気にしない人同士なら、すごく楽しめるゲームと言えます。